教える言葉で伝わり方が全く違う

昨日見た動画で、とても学びになったものがありました。
その学びとは「教える言葉で伝わり方が全く違う」というものです。
動画は下記の日本代表の柴崎岳選手が中学1年生に蹴り方を教えるもの。
ここで柴崎選手が強いボールを蹴るために伝えた言葉が
「蹴った足で着地する感覚」というものでした。
「蹴った瞬間に軸足を離す」のではなく「蹴った足で着地する感覚」というのがとても私の中ではブレークスルーだったわけです。
大人でも「蹴った後に軸足を離す」といわれるとなかなか理解して実行に移すのは難しいと思います。
それが子供となればなおさらでしょう。
実際、スクールで「蹴った後に軸足を離す」と言われても、できる子が少なかったことを覚えています。
でも「蹴った足で着地する感覚」だと蹴る足だけを意識すればいいから、実行しやすいわけですね。
ここら辺が、教えるという上で必要なことなんだなと思いました。
私も息子に伝える上で、言葉選びにはとても苦労しています。
言った後になって「そんなの小学生には理解できんだろ」ということばかりです(汗)
この柴崎選手の言葉は
- 逆を考える
- 別の言い方を考える
といった「子供に伝えるための言葉はどうすればいいのか?」というものが凝縮されたものでした。
おそらく柴崎選手も蹴ることを学ぶ上で教わった言葉なのか、もしくは自分が蹴り方を掴んだ時にひらめいた方法だったのでしょう。
私もこの動画を教訓として話術を精進させていきたいと思いますw
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