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【飛ぶ!上がる!】小学生サッカーのロングキック練習方法

2024年2月24日

ロングキックと聞くと、

❌ボールが飛ばない
❌ボールが上がらない
❌バックスピンがかからない

などなど悩みが尽きない技術です。

しかし、だからこそ身に付けると1ランクアップのサッカーに進むことができます。

ここでは、今まで私たち親子が試行錯誤して掴んだ「ロングキックの練習方法」について紹介します。

参考にしてみてください。

Contents

ロングキック参考動画

ロングキックの参考動画としておすすめは2本あります。

1本目は元ブラジルサッカー選手檜垣裕志さんの動画です。

明光サッカースクール 8.トラップ&キック

檜垣さんはキックの基本はインステップキックと位置付けて、「斜めのボレーシュートのフォームを身に付けることがサッカーに置いてとても大事なことだ」とおしゃっています。

たしかにロングボールの練習はシュートを打つことにもつながるので「蹴る」の基本を鍛える上でもとても大切なことです。

この動画の良いところは子供がロングキックを蹴っている場面が見れることです。

やはり、同年代の子の蹴り方を見るのが一番参考になります。

そして、「この子も蹴れるんだから自分も蹴れるようになる!」という動機付けにもなります。

檜垣さんのロングキックをじっくり見たい方は
DVD教材がおすすめです。

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そしてもうひとつが、Jリーガーの上里一将選手の動画です。

【キックの天才】現役Jリーガーが教える「ロングキック」の極意と練習法!

上里選手はロングキッカーの名手といえる人で、その球筋は見惚れるほどです。

練習方法も分かりやすく紹介しているのでとてもためになる動画です。

ロングキックの練習方法

ロングキックの練習方法としては、動画をしっかりみて「どう蹴っているか?」を分析して、そのままマネてみることです。

具体的な練習方法としては、上里選手の動画で紹介されているように、はじめは近い距離から正確に蹴る練習を繰り返すことが上達への最短コースです。

リバウンドネットでのロングキック練習

うちの場合は、リバウンドネットを利用して、何度も何度も蹴って練習しました。

距離的には4~5メートルぐらいの距離から、何回も何回も、ボールがバックスピンしてリバウンドネットの真ん中よりも上に当てるように
意識して実施していました。

リバウンドネット超えのロングキック練習

そして、この練習が当たり前のようにできるようになってきたら、リバウンドネットを真ん中に置き、リバウンドネットを超えて私にボールが届くようにするロングキック練習に切り替えました。

こうすることで前の敵を超えるボールを蹴る意識が高まります。

キーパーからパスを受けてからのロングキック練習

そして最後は試合をイメージして(息子がサイドバックとして)、キーパーからパスをもらってから、前線にロングパスする練習に取り組みました。

✅キーパーのわたしがグラウンダーでパスを出す
✅パスをみてから首を振って周りを確認しトラップ
✅そして前線の目標としたリバウンドネットに向かってロングパスを出す

といった過程です。

ロングキックのコツ

ロングキックのコツとしては、人によって言い方が異なったりしますが、

わたしの息子が劇的にロングキックが上手くなったコツとしては下記が挙げられます。

ロングキックのコツ

✅軸足抜きキック
✅ボールをインステップで撫でるように
✅軸足側の腕を斜め上にあげる

ひとつずつ紹介します。

軸足抜きキック

軸足抜きキックとは、別の言い方をすると、「ボールを蹴った足から地面に降りる蹴り方」です。

世間では二軸キックと言われたりしています。

下記の柴崎岳選手の動画が参考になります。

こちらの動画では「蹴った足で着地する」という言葉で紹介されています。

この蹴り方を身に付けると足だけでボールを蹴るのではなく、体全体の力を使ってボールを蹴れるようになります。

これにより軽く蹴っても遠くに飛ぶロングキックになります。

檜垣さんもこの蹴り方をしています。動画をスローにしてみるとよく分かります。

あと、この軸足抜きキックを練習していくと、自然に力の抜けたキックに変わっていきます。

ボールを蹴る時に、「力まずに!」と言っても、子どもには伝わらないことが多いです。

しかし、この蹴り方を練習すると「力まずに!」と親が声を荒げずに上達することが可能です。

また、この軸足抜きキックの感覚を磨く上で効果的なのが、蹴り足に荷重をかけるリフティングです。

これに関しては下記の動画が参考になります。

ボールをインステップで撫でるように

ロングキックを浮かしてバックスピンをかけるには、ボールの下側を蹴る必要があります。

そして、その蹴り方なんですが、ボールを下側をインステップで撫でるようにという感覚で蹴るといい感じになります。

ニアンスで言うと「お尻を手で撫でる感じ」です。

わたしの息子はこの言葉を伝えることでかなり感覚をつかめたようです。

どの動画をみても、このような感じで蹴っています。私にそう見えるだけかもしれませんが。

他の言い方をすれば、卓球のカットボールです。

「ボールを切るイメージ」でといったほうが分かりやすい子もいるかもしれません。

軸足側の腕を斜め上にあげる

体でボールを蹴るためにも必要になってくるのが、腕の使い方です。

どうしてもサッカーだと足を意識しすぎて、腕はほったらかしという場合が多いです。

そうなると、

❌ボールが上がらない
❌ボールが飛ばない

ということになりがちです。

わたしの息子もはじめのうち、腕を上げないでボールを蹴っていたため、腕を上げないことが癖になっていました。

これを改善するために、「腕ちゃんとあげよう!」と伝え続けることで、なんとか上げるようになった感じです。

ロングキックの注意点

ロングキックの注意点としては、

ロングキックの注意事項

✅力まない
✅転がして蹴る

ゆっくり蹴る

ことが挙げられます。

力まない

力むと確実にボールは上がりません。

その改善策としては、上で紹介した「軸足抜きキック」です。

これを意識させれば、自然と足で力んで蹴ることがなくなります。

転がして蹴る

2つ目の注意点が、ボールを転がして蹴ることです。

止まっているボールを蹴ることは、セットプレーでしかありません。

試合では常にボールが動いている状態で蹴らなければいけないわけです。

ゆえに、リバウンドネットを利用したロングキック練習がある程度できるようになったら、止まったボールを蹴らずに、タッチして転がしたボールを蹴るようにするとよいです。

ゆっくり蹴る

3つ目は「ゆっくり蹴る」ことです。

どうしても遠くにボールを蹴ろう思うと蹴ることが速くなりがちです。

こうなると、どうしてもうまく蹴れません。

ボールを引っ張って左に行ったり、ボールの芯を蹴れずにボテボテの球になったりしてしまいます。

そうならないためにも、ゆっくり蹴ることが重要です。

ゆっくり蹴れば、

✅身体を大きく使えることができる
✅正しい態勢で蹴ることができる
✅ボールの芯を蹴ることができる

などロングキックを蹴るために必要なことができるようになります。

まとめ

ここではロングキック上達のために

ロングキックまとめ

✅ロングキック参考動画
✅ロングキックの練習方法
✅ロングキックのコツ
✅ロングキックの注意点

を紹介しました。

ロングキックは素早くゴールを奪うために必要不可欠な技術です。

身に付ければ、

👉裏に一発でパスを供給
👉一発でサイドチェンジ

といった具合に1ランクアップしたサッカーができるようになります。

どうしてもはじめは、「ボールが上がらない」といった壁によって、避けてしまいがちな練習です。

しかし、サッカー上達のためには必須技術なので、お子さんのトレーニングをサポートしてあげてください。