「一を聞いて十を知る」ようになることが一番!
先日、久々にオフザボールのDVDを再見しました。
改めてみて「よくできているDVDだな~」っと実感。
このDVDで紹介されている内容をインプットして実行できれば、オフザボールに置いては、ほぼプロでしょう(笑)
しかし思ったわけです。「ここで紹介されている内容をインプットすることが重要なのか?」ということをです。
それよりも大事なのは一つのものから目的を理解して、それを応用できる力が大事なのではということです。
何のための動き
上記のDVDの1章ではオフザボールの基本の動きが紹介されています。
【第1章】オフザボールの基本の動き8つ
✅半身で受ける
✅パスコースをつくる
✅角度をつけて受ける
✅視野から消える
✅スペースを空ける動き
✅ギャップで受ける
✅3人目の動き
✅セーフティープレイヤーの動き
それぞれプロも使うオフザボールの基本であり、すべて重要なものです。
しかしサッカーを学ぶという点で一番重要なことは、これらは何のための動きだということです。
「オフザボール基本の動き8つ」の目的は何か?を知ることです。
その目的とは「ボールを奪われずにゴールへボールを繋ぐ」こと。
これらの8つの方法はあくまでもその手段でしかありません。
目的を達成するための手段です。
インプットではなく目的を見いだす力を養うことが重要
オフザボールの動きを知ったところで、その目的を理解していなければ何の意味もありません。
逆に目的さえ理解してさえいれば、一つの手段からさまざまな手段を自ら考え出せるようになります。
半身で受けるという手段を知ることで、この目的を考え理解する。
そうすることで「奪われずにボールを繋げるにはこういった方法もあるじゃん!」といった自らの発見ができるようになるわけです。
「そんなの普通無理でしょ!」と言われるかも知れません。もちろんここまでできればスゴいことです。
でも一つの手段から目的を理解することはできるのではないでしょうか?
そうすれば他の7つの手段を見て「ボールを奪われずにボールをゴールへ繋げるためにいろんな方法があるんだな」と思うようになるはずです。
これだけでも「サッカー上達への影響はかなりのものだ!」と分かるはずです。
一を聞いて十を知る力
このように「オフザボールの基本の動きは8つある!」と言われて、そのまま8つを習得しようとしてはいけません。
大事なことは、8つに共通することはなんなのか?8つの目的は何なのか?を知ろうとすることです。
その「目的を知ろうとする習慣」を身に付けることが一番重要です。
「一を聞いて十を知る」という言葉があります。
この言葉の意味は「物事の一部を聞いただけで、その全体を理解できるほど賢い」というものです。
サッカーに置いても、技を覚えるのではなく「一を聞いて十を知る」力を磨くことがもっとも重要なことだと考えます。
追記
とはいうものオフザボールを購入した時は、そんな考えはありませんでした(汗)
こういう考えになってきたのは、やはり檜垣さんの教えを得たことによります。
檜垣さんの教えからサッカーの本質を意識することで、いろんなものに対して見方が変わってきますね。
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