サッカーを学問として捉えるべきなのか?
今、「蹴球学 名将だけが実践している8つの心理」という本を読んでいます。
この本はYouTubeの実況分析で有名なLeo the footballさんが書かれているものです。
読まれたかたも多いのではないでしょうか?
内容を簡潔に言えば、サッカー戦術を分かりやすく言語化した監督目線の本と言えると思います。
たぶん。。(笑)
わたし的にはこの本を読んでいく過程で今まであやふやだった点が数多く解決されいます♪
この書の中に下記の一節があります。
みなさんは日本サッカーとヨーロッパのトップレベルの一番の違いは何だと思いますか? 僕は「サッカーを学問的にも捉えること」だと考えています。 なぜそのプレーを選択したのか。どんな合理性があるのか。ヨーロッパトップレベルでは育成年代から理由を問われ、思考力が磨かれ続けます。それが成長するにつれて「サッカー脳」の差として現れます。
蹴球学 名将だけが実践している8つの心理
わたしはこの一節を読んで「なるほどその通り!」と思った反面、「学問?」という思考にも陥りました。
それはサッカーそのものは「遊び=ゲーム」だと思うからです。
学問という言葉を調べてみると
学び習うこと、新知識の学習、一定の理論に基づいて体系化された知識と方法。
と書かれています。
確かにサッカーも学び習うことは重要ですし、新しい知識を知ることも一定の理論に基づいて作られた知識や方法を知ることも大事でしょう。
しかしそれらは「サッカーを実際にやってみてからあとのことにしなければいけない」と思うわけです。
実際にサッカーを楽しみ、「勝った!負けた!」「なぜ勝った?なぜ負けた?」「なぜゴールが決まった?なぜゴールを奪われた?」
「じゃあ次はどうすればいい?」「じゃあこうしてみよう!」
という思考をたくさんしてからあとの「上手くいった!上手くいかなかった!」
その「上手くいった!上手くいかなかった!」の裏付けとして学問的に捉えるべきだと思うわけですね。
もちろん学問をゲームとして楽しめる子もいるでしょうから、それはそれでいいと思います。
でも最初っから学問だと誰もやりたがらないし、ブレイクスルーといった楽しみも生まれないから面白くないと思うんですよね。
とくにうちら親子の場合には(爆)
まあヨーロッパではそこら辺、ちゃんと理解して子供に接しているのだと思います。
でも何も分かっていない日本人コーチが読むと、サッカーをそのまま学問としてぶちこみそうだから怖いですね(爆)
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