菊池雄星投手の発言から学ぶ、小学生年代に必要なこと

今年からエンゼルスに所属となった菊池雄星投手が、下記動画で「プロと同じことを小学生がやってもダメ」という発言をされていました。
この言葉は、SNSなどで簡単に情報を手に入れられる現代において、安易にプロの練習方法を真似することへの警鐘だと考えられます。
確かに、プロがやるべきトレーニングと小学生がやるべきトレーニングは、当然ながら異なります。
例えば、小学生が様々な変化球を覚えることは、必ずしも良いこととは言えません。
それよりも、ストレートをしっかりと投げることに注力した方が、3年後、5年後に大きな差が生まれる可能性があります。
将来の土台となる基礎基本を築く
小学生年代に必要なのは、将来の土台となる基礎基本をしっかりと身につけることです。
これは、野球だけでなく、サッカーにおいても同じことが言えます。
野球における素振りやキャッチボールは、サッカーにおけるドリブルやリフティング、パス&キックに相当します。
サッカーの場合、まずはしっかりとボールに当て、ボールをコントロールできるようにすることが重要です。
それがなければ、上達はありえません。
テクニックは後から身につける
テクニックなどは後から身につけるものであり、そのためには、まず自分の中に基礎基本という土台を築き上げなければなりません。
そして、基礎基本を継続して練習する習慣を身につけることが大切です。
上達するためにやるべき当たり前のことを、当たり前のようにできるようにする。
これこそが、小学生年代に身につけるべきことだと考えます。
魅力的なものに惑わされるのは仕方ない
とはいえ、魅力的なものに惹かれてしまうのは、子供として当然のことかもしれません。
しかし、将来の成長を考えれば、基礎基本をしっかりと身につけることが、何よりも大切であることを忘れないでほしいと思います。
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