サッカー日記で努力の証を記録する

私には息子がサッカーをする上でしてもらいたいことがありました。それはサッカー日記をつけることです。
わたしも日記をつけているのですが、日記をつけることのメリットとして挙げられるのが継続力をみにつけることで「意志力」や「自制心」が高まること。
そして私がもっと重要なメリットと感じているのが自己肯定感を高めることができることです。
どうしても人間は落ち込んでしまうと自分を低評価してしまうものですよね。
そんなとき日記を見返すことで
「自分はここまで努力できたんだ」
「こんな成功を収めたことがあるんだ」
と自己肯定感を高めることができるんです。
でも息子に強制的に日記をつけさせるつもりはありませんでした。
とりあえずノートとペンを渡して、多くのスター選手が小さい頃から日記をつけていた話をしただけです。
絵でもいいし、一行でもいいから、気軽にやってみればと話しただけです。心の中では「やってほしい」と思いながらも「たぶん無理だな」という気持ちでした。
しかし自分も日記の存在を忘れていたころ、息子に渡した日記を見てみると、ほんと途切れ途切れですが日記が書かれていたんですね。
写真のように一行だったり、絵だったりしますが、書かれていたんです。そしてその日記の印象は「できたこと日記」といった感じになっていました。

リフティングが135回できた!221回できた!ももリフティングが7回できた!あたまリフティングが2回できた!
など自分が達成することができて嬉しかったことを書く日記になっていました。
これを見てとても嬉しく思いました。たった一行ですがそこにイライラしながらも練習し続けていた息子の努力が凝縮されているように見えたからです。
今、息子は嬉しかったことを書くだけで見返すことは少ないようですが、将来、何かの壁にぶつかった時、この「サッカーできたこと日記」が必ず役に立つ時が来ると思います。
「自分は今までこれだけやってきたんだ!」という勇気を与え、自己肯定感を高めるくれると思います。

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