私が感じた強いチームの特徴

昨日は市内のAリーグ(U-12)の最終節でした。
うちの息子も小4ながら先発出場させてもらうことができました。
結果は2対2の同点で終了。
息子はあまりボールをもらうことができず納得いかない様子でした。
やっぱり小4だし体も小さい。マークに付かれていた相手は6年生で「身長も160㎝はあるか?」というぐらいでしたからね。
うちの6年生もさすがに出しずらかったのだと思います。実際、息子もビビっていましたしw
そして午後は練習試合で20分1本勝負を2試合。
どちらも市内で強豪のチームとやらせてもらいました。
結果はどちらも負けだったのですが、この2試合を通じてあることに気づきました。
それは、どちらのチームも
試合中つねに選手同士でコミュニケーションをとっているということ。
まあ小学生なのでコミュニケーションという大それたものではないです。
「あそこフリー」
「あそこ空いてるよ!」
「なぜ出さない!」
「右出せただろ!」
とみんなで声を掛け合っている感じ。
たまに愚痴的なことも言っていたりしますw
でも他のチームよりも確実に声が出ているわけです。
とくに上のような
「あそこフリー」
「あそこ空いてるよ!」
「なぜ出さない!」
という言葉は常にフリーの見方を探してボールをつないでいこうという意志が伝わるものですよね。
それがメンバー全員に共通した意識だから「ボールもつながるし点も入る!」だから「勝てる」わけです。
逆に言えば、共通した意識があるから「声が出る」といったほうがいいのかもしれません。
それに対してうちのチームは鼓舞する掛け声は多少はあります。
しかし、共通した意識から生まれる具体的な言葉は出ていません。
今まで「声が出ていない」と感じていたことの原因は「それなのかな?」ということを改めて気づいたわけです。
みんな「勝つ!」「勝ちたい!」という明確な目標はあります。
しかし、「そのためにどうすればいいか?」という具体的な目標がないわけですね。
監督が具体的に細かい指示をするのは「どうか?」とは思います。
実際、強いチームほど監督は指示せず、ずっとニコニコして試合を見ています。
それは「どういう風にすれば点が取れるか?点が防げるか?」という大まかな方針を与えているから。
そして子供たちがそれを理解し、その方針を元に皆が声を出し合って実行しているから。
それがあるかないかだけでチームは変わるはずです。そして1人1人もそれに応えようと練習するようになるはずです。
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