練習時間は少なくていいのか?
サッカーの情報を集めているとよく見かけるのが、日本の練習時間はヨーロッパに比べて多すぎるというものです。
これを聞くと「あーそうなんだ!じゃああまりさせてはいけないな」と安易にそう受け取ってしまうものです。
実際わたしがそうでした(笑)
そしてただ安易に時間だけを減らしていたんですね。
でも時間をただ減らしていては上手くはなりません。減らした分!どれだけその中身を濃くするかを考えないとダメなんですよね。
要するに日本の練習時間には「最小限に時間を区切る」という考えが必要なんだと思うわけです。
工期
例えば家を建てる際、工期というものを設定するものです。その工期を1年と設定してもできる家を「3年で!」とすればいい家が立つものでしょうか?
おそらく立たないと思います。ただ「3-1=2」の2年間を無駄に過ごすだけです。
それと同じように練習時間を長く取ったとしても、ただ「ダラダラ」という時間が増えるだけで中身は変わらない。変わらないどころか下がる可能性の方が高いです。
これと同じように「この時間内で!」と意識するから、練習の中身も濃くなる。コーチも無駄なことをする時間がないから、サッカー上達の本質を求めたトレーニングを選手に課すことにつながるはずです。
目的意識
練習の中身を濃くするには、目的意識が必要です。
ただ単にメニューを時間内にこなすという問題ではなく、「何を得るために!何を改善するために!」というものがなければ意味がありません。
息子の朝練は6時40分~7時30分
貴重な朝のわずかな時間に「自分は何をすべきなのか?」を自分自身に問うことが必要です。
そう考えると時間が多い少ないが問題なのではなく、取り組む意識が低ければ多くても少なくても変わらないという結果が出ると考えます。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません