面倒だからこそ意味がある?

先日読んだ本、『学びを結果に変えるアウトプット大全』に下記の一節がありました。
「面倒な作業をすることで記憶に残る」
学びを結果に変えるアウトプット大全
わたしが最近はじめた本の読み方があります。
それは、読んで良い箇所があれば、ダイソーの100円ショップで買ってきたブロックメモに書き写すことです。
そして、そのメモを常に持ち歩き、暇があれば見るんですね。
これによって、今までなら本を読んでも内容をすぐに忘れていたんですが(汗)、かなり記憶に残るようになりました。
なぜ記憶に残るようになったかといえば、上記一節のとおり、面倒な作業をしているからなんですね。
今までなら、本の良い箇所を見つけても線を引くくらい、電子書籍で読んでいた場合なら、共有ツールを使ってスマホのGoogle Keep(メモ)に保存しておくぐらいでした。
確かにこのほうが楽なんですが、楽な分記憶には残らない。。。だから、本を読むだけ無駄といえる状態だったわけです(涙)。
でも、書く!持ち歩く!読み返す!という面倒な作業を増やすだけで、確実に記憶に残るようになったわけですね。
これはサッカーにおいても同じだと思います。
「これを習得すれば相手を簡単に抜ける!」みたいな技を覚えたとしても、本当に大事なサッカーの技術は身につきません。
本物のサッカー技術を身につけるには、やはり面倒でつらい地道なものをやり続けるしかない。
リフティング、ドリブル、パス練習、これらの地味なトレーニングを毎日繰り返して、ボールタッチの本質を磨く。
そうすることで、脳と身体に本物のサッカー技術が刻み込まれるわけです。
当たり前ですが、それしかないわけですよね。
ロナウドもメッシも最新の効率的トレーニングをしたからスーパーになったわけではなく、小さな頃から面倒でつらい地道なものを誰よりもやり続けたからスーパーになったわけです。
人間、どうしても楽なものに走るものです。まあ、それがあるから今の便利な世の中があるから、それはそれで必要なことです。しかし、避けられないものがあるのは変わりません。
それは、成長に必要な面倒な作業です。
これに目をつぶっていては何も得られないという認識は持つべきです。
ちなみに、メモを持ち歩く際は100円ショップのこれに入れておくと便利です。

メモ自体が薄いのでかなりのメモを持ち歩くことができます♪
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