【何のための練習?】サッカーをしないと分からない

昨日も紹介した『アウトプット大全』の中に、下記の一節がありました。それは、
「教科書を読むよりも問題を多く解く」
学びを結果に変えるアウトプット大全
というものです。
この一節には多くの意味が込められていると思いますが、特に私が感じることは「やらないと分からない」ということです。
例えば、電化製品などを買うと取扱説明書が付いてきます。あれは、文章量にするとかなりのものですよね。
確かに、その製品を使うための詳細がこれでもか!と書かれているので、読む価値はあるのだと思います。
しかし、どう考えても、とりあえず使った方が早いですよね。そして、使ってみて分からないことがあれば、説明書を見ればいいわけです。
サッカーにおいてもそうです。サッカーのルール説明やひとつひとつの技術を練習するよりも、まずはゲームをしないと分からない。ゲームをしてみて、分からないことや出来ないことが明確になる方が、練習に対する意識は全然違うはずです。
以前もこのブログで紹介したことがある池上正さんが推奨するMTM。MTMとは、通常練習の中にM(試合)T(トレーニング)M(試合)を組み込むことです。
前述したように、まずは試合をする。そしてその試合であぶり出た改善点をトレーニングする。そして最後にまた試合をして改善できたかどうかを確かめる。というものです。
こういう方法をとれば確実に成長につながります。特に日本の子供は、サッカーを見る機会がありません。だからこそまずはゲームをしてサッカーを知ることがとても重要です。
学ぶことは重要です。しかしその前に「なぜ学ぶのか?」を知ることはもっと重要です。そのためにも、まずは問題に取り組む!サッカーならゲームをする!ことが必要と考えます。
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