サッカーをすることで「仕事の意味」を学べる

実はわたし、2024年はアドラー心理学についてかなり勉強しました(自慢。。笑)そのアドラー心理学の中で、特に学びになったことが「分業」という考え方です。
すべての仕事は「共同体の誰かがやらねばならないこと」であり、私たちはそれを分業しているにすぎません。
幸せになる勇気
考えれば当たり前のことですが、私たちは分業することで生きています。そして、それぞれの仕事はすべて意味のあるもの。
どの仕事も人を助けるための行為であり、それを求める人がいるからこそ、仕事として存在しています。
例えば”作家”いう職業はひとりでできるものですが、一人で生きていけるわけではありません。電気がなければ、パソコンも使えませんし、明かりを灯すこともできないため、作家という仕事をすることができません。
ましてや、本を作るには、
- 紙も必要
- 紙を作るための木も必要
- 印刷してくれる人も必要
- 編集してくれる人も必要
- 本を売ってくれる販売店も必要
です。
一冊の本や書物を支える多くの人による助けがなければ、生きていけないのです。
サッカーで例えれば、「俺は点を取れるスーパーストライカーだ!」と言っても、11人揃わなければ試合すらできません。
いくら点をとっても、それ以上に点を取られていては、試合では負けてしまいます。守る人がいるからこそ、勝つことができます。
そして、点を取れるのは周りのサポートがあるからです。ボールが自分に来なければ、シュートすら撃てませんし、ゴール前に敵が固まっていれば、シュートは入りません。
他に味方がいるからこそ、敵はその味方にマークにつかなければならない。それによって、自分へのマークが軽減され、点を取れる確率が上がるのです。
サッカーは、人間にとって必須である「仕事」の意味を教えてくれます。
すべての仕事は助け合いであり、誰かがやらなければならないものです。一つでも欠ければ、何かしらの問題が連鎖的に起こってしまいます。
どの仕事も優劣などはなく、すべて素晴らしい仕事です。
サッカーのすべての役割が、チームや応援してくれている人に貢献していることを認識し、誇りをもってプレーしてもらいたいと思います。
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