本質を知らずにあっちゃこっちゃ手を出してはいけない!

一時期、「速読」というのが流行っていました。
わたしも本が速く読めれば、いろんな知識をたくさん得られると考え、速読講座に申し込んでやってみたことがあります。
しかし、普通に本を読めない人が速読講座をやったからといって、いきなり本を速く読めるようになるわけがありません。
速く読めたとしても、「速く読めた♪」と自分で満足しているだけであって、本の中身がちゃんと自分の身となっていなければ、なーんの意味もないわけです。
下記の本に「深読できない人は速読、多読はできない」という一節がありました。
深読というのは、「遅くてもいいから本をしっかり読んで自分のものにする」ということ。要するに、本を読む基本ができていなければ、それ以上のことはできないということです。
これはサッカーにおいても同じですよね。
まっすぐドリブルすることができないのに、エラシコやシザースなんてドリブル技をいきなり練習しても、実践でうまくいくはずがありません。
それよりも、まっすぐにワンタッチで自分が置きたい場所にボールを置き続けることを鍛錬する。それによって、どうボールに触ればいいかが分かってくる。それが分かればこそ、応用が効くようになるわけです。
どうしても「カッコいい」ことや「できれば凄い!」というものに引かれるものです。
それは大人も子どもも関係ないでしょう。しかし、それら全ては基礎があってからこそできるもの。
その本質を知らずに、あっちこっち手を出すと、わたしのように無駄にお金と時間を使うことになるので気を付けましょう(涙)。
ちなみに、まっすぐドリブルって、まさに「言うは易く行うは難し」ですね。自分でやってみると、息子に強く言えなくなります(笑)。
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