出る杭は打たれるのではなく”自ら打つ?”

「出る杭は打たれる」ということわざがありますが、これは決して正しい言葉ではないことが今になって分かります。
もちろん打たれる場合もあると思いますが、多くの場合、自ら自分を打ってしまうんですね。
それはどういうことかと言うことを“同調効果"で説明することができます。
同調効果とは、社会心理学でよく研究される現象で、個人が周囲の意見や行動に合わせることを指します。これは、集団の一員であるという意識や、周囲と異なることによる不安や孤立を避けるための行動です。
geminiより
この例として分かりやすいものが“いじめ"ですよね。自分が仲間外れされたくないために、悪いことと思いながらもいじめっ子の言いなりになったりすることです。
仕事場でもありますね。例えば会議などで、周りと違う意見を持っているのに反発されることを恐れて「言えない。。」といったこと。
そんな光景に出会ったことはわたしだけではないはず(笑)
サッカーにも同調効果がある
これはサッカーでもあることです。
自分だけ違うことをやっていると「それに合わさなきゃいけない」といって”それ”に染まっていく。まさに自分で自分を打ってしまうんですね。
うちの息子もそうでした。中学になりクラブチームに入って”両足指導”に染まっていきました。自主練ではすべて檜垣さんの教えに従ったトレーニングですから、常に利き足のみです。
しかしクラブ練習では”両足”。具体的に言えば、
(右利きの場合)右から来たボールに対しては左足で止めて右足で蹴る。いわゆる”相手から遠い足でボールを扱う”。
今までは常に利き足で対応していたので、右から来たボールに対しては右足のアウトでボールを止めていました。だから当然ですが、一番得意な足にボールを持つことができますからミスは少なくなります。
また、敵はアウトで止めると思わないから、アウトで止めた瞬間に相手がビクッとなって相手も意表を突かれたように止まることがほとんどでした。だから良い面しかなかったわけです。
しかし、両足指導に染まっていきました。わたしの前では利き足しか使いませんが、チームでは両足というようなことをするようになっていったんですね。
逆足を使うと、利き足からボールが離れるからどうしてもミスが多くなります。だから「ミスする時はいつも逆足使ってるぞ」と指摘しても聞きません。なぜなら、監督の目やチーム内での孤立を潜在的に恐れているから、わたしの言葉など聞くはずがありません。
同じチームメイトも逆足にボールがいくことで、ボールを失っていることを指摘しても聞きません。
自ら出る杭を打たないようにするには?
では自ら打たないようにするにはどうすればいいのか?基本的には無理だと思います。その環境が自分と違うのであればそれに合わしていくのが人間だからです。共同体しか生きれない人間の本能だからです。
もしそれを可能にする方法があるとすれば、普通を超越することでしょう。
✅ボールを奪われない超越したボールコントロール
✅ゲームを支配する超越した判断力
✅監督やチームメイトの言葉に微動だにしない超越した心臓(笑)
要するに”周りが何も言えない”。逆に言えば”頼りにしてしまうほどの選手”であれば、どんどん杭を伸ばしていけるのだと思います。
小学生のうちならまだ自由です。コレといった一点に絞って、確固たる自信をつけることができれば、周りに従うのではなく周りを従わせることができる選手になれるかもしれません。
だからこそ一点に絞る。「利き足だけ?」と言われますが、利き足一点に絞るからこそ”他を圧倒できる”という意味合いもあるのでは?と感じています。もちろんここにも超越した練習量というものが必要になることは忘れてはいけませんけどね(汗)







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