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成長の基礎

The power of question is the basis of all human progress.

「問いを立てる力こそがすべての成長の基礎である」

これはインド8代首相インディラ・ガンディーの言葉です。

この言葉を聞いて、いつも檜垣さんが言われる「基礎基本」とは技術という形があるものではなく「うまくなるためには?」「試合で勝つためには?」と自分に問いかけるものだと考えさせられました。

人は形あるものにとらわれる

サッカーだけに限らずすべてのことに言えることですが、人はどうしても形あるものにとらわれるものです。

別の言葉で言えば抽象的なものよりも「具体的なもの」を欲しがります。

商売で考えると「商売とは?」と本質を追い求めず、具体的な販売方法や集客方法などを欲しがります。

要するに「儲かる方法」を欲しがるわけです。

投資で言えば「どの株を買えば儲かるの?」と言ったものでしょう。

サッカーで言えば「何の練習をすればサッカーが上手くなるの?」「どのクラブに入ればプロに繋がるの?」と言ったようなものです。

そこには本質がありません。本質を理解しなければ上達などありません。

求める方法が違う

わたしも以前は方法ばかり追いかけていました。「○○方法」と検索ばかりしていました。

調べることは大切だと思います。何も行動を起こさなければ何も始まりません。

しかし、知った方法に対して「なぜ?」「本当に?」という問いを立てなければ成長には繋がらないわけです。

その理由は自らの思考からしか成長は生まれないからです。

大事なことは

✅そこに「なぜ?」はあるか?
✅そこに「どうすれば?」はあるか?
✅そこに「本当か?」はあるか?

です。

大事なことは自分で問いを立て、問題を解決できる能力です。

これを知ることができれば、サッカーの練習をすることだけがサッカー上達の手段ではないことが分かります。

生活する上で対面する全てものが上達のための手段と変わります。

まずはサッカー上達の方法を知るよりも、問いを立てる方法について学ぶことが大事だと考えます。