プロサッカー選手になるにはプロの指導を受けるしかない!
YouTubeを検索していて、たまたま「ウチはプロになって当然という感覚、息子全員をJリーガーに育てた高木豊の育児論」という動画を見つけました。
高木豊さんとは元プロ野球選手でわたしも子供の時によく見ていた名選手です。その高木さんの息子さん3人がみなJリーガーになっているんですね。
プロ野球選手の息子が全員Jリーガーというのも驚きですが、3人全員がプロになっているわけです。
これに興味を持ち、拝見したのですが、この動画をみてわたしは、プロになるにはプロの指導を受けるしかないと悟りました。
悟った理由として挙げられるのが、
✅プロになって当然という環境
✅子供に考えさせる環境
というものです。
ひとつずつ解説します。
プロになって当然という環境
高木さんは「プロになって当然!プロありきで育てる」とおっしゃっていますが、プロに育てるというよりも、高木さんの家庭では、高木さんの人として行動や存在がそのまま子供たちがプロになるにつながっているように感じました。
この辺はやはりプロとして生きてきた人間でないと示せないものと感じたわけです。
素人というかプロ意識がない親では、プロとしての行動や存在感はありません。そしてプロを経験していないクラブやスクールのコーチも同じことです。
これでは「プロになる)と子供が言ったとしても、子供にプロ意識というものが芽生えることはなかなか難しいでしょう。
子供に考えさせる環境
高木さんが動画の中でおっしゃられている言葉に「子供はほっておく」というものがあります。
この言葉を聞くとただの放任主義のようですが、この言葉には「子供に考えせる」という本質があります。
サッカーに限らず、プロや一流と呼ばれる人の共通点は「考える力」を持っていることです。考えて自ら行動できることです。
そしてその考える力は子供の時からその習慣を身に付けていないと持てるものではありません。
その習慣を身に付けるには、親がその環境を与えなければいけません。
しかし私を含めて多くの親がやってしまうのが、子供に考える環境を与えるのではなく、先に子供に答えを与えてしまう。子供の先回りをして親がやってしまうといった行為です。
これでは子供に考える力が身に付きません。
それに対して高木さんは「ほおっておく」。
放っておかれるから、子供は自分でやるしかない。だから子供は考えるようになるわけです。しかし高木さんは完全な放任主義ではなく、必ず見守っています。
見守っている証拠として、動画では「子供が聞いてくるまで待つ」という言葉を述べられています。
そこまで子供のことを考えて、親として我慢しているわけですね。
まとめ
親の意識を変えることができれば「子供に考えさせる環境」を与えることはできると思います。実際は親の生き方を変えるということなのでかなり難しいことではありますが。。
しかし「プロになって当然」という環境はなかなか作れるものではありません。
もちろん、プロといってもスポーツのプロでなくても、違うジャンルのプロであれば問題はないでしょう。
でも多くの親が自分に「プロ」という意識を持っていません。だから多くの子どもは「プロ意識」を得ることは難しいです。
ゆえにプロになるためにはプロの指導が必要になります。
蛙の子は蛙になるのは遺伝子の問題ではなく、親の思想がまともに子供に影響を与えるからだと考えます。
ゆえに大事なことは、少しでも「プロ思想」を子供に触れさせること。
そのためには、正しいプロの感覚、プロの生き方を示してくれる指導者につくしかないでしょう。
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