「ゴールの形が無い」のは、なんとなくサッカーをしてきたから
息子の先日の公式戦。結果は0対3で負けでした。
ボロ負けではないかもしれないけど、プロならボロ負けといっていい点差です。
前半に3点取られ、後半は攻めに攻めたけどゴールは遠かったそうです。
わたしは仕事で試合を見ていないので分かりませんが、相手が消極的になって守りに入ったから後半攻めることができたのかもしれません。
いつも、仕事から帰ったら「どうだった?」と息子に聞くのですが、この日に帰ってきた言葉は「うちのチームにはゴールの形がない」というものでした。
この言葉が出てきたのは成長の証ではあります。
でもそれをもっと深ぼりして「なぜゴールの形がないのか?」と自分に問うてほしいです。
これまでの公式戦。すべて無得点ではありません。
その得点には「ゴールできる理由」があったからゴールできたわけです。
そこをしっかり分析することは、まだ難しいかもしれません。
でもそれをしなくちゃ「ゴールの形」など作れるわけがないです。
試合でも練習でも、なんとなくサッカーをしているから「ゴールの形」を見いだせないわけです。
漫画「アオアシ」の青森星蘭戦前に主将の阿久津渚は主人公の葦人に対して、青森星蘭を分析するのではなく、自分の仲間エスペリオンを分析するように命じました。
その結果、葦人はゴールを生み出し、さらに才能が開花したわけです。
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点がとれない自分のチームでも点を一番とっている子がいるわけです。
- その子にゴール前でボールがいけばゴール確率は上がるわけです。
- その子がフリーになるようにボールがいけば、さらにゴール確率が上がるわけです。
- その子が利き足でボールを蹴れるようにすれば、さらにゴール確率が上がるわけです。
- その子の得意な角度でボールがいけば、さらにゴール確率が上がるわけです。
味方のことを知るだけで、ゴールの形はすぐにできます。
そのことを知ってほしいと思います。
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