プロになれる人は極わずかというけど、ほとんどがプロになろうとしていないだけ。
プロ選手になれるのは何千人に一人とか、超一流になると何万人に一人と言われます。
それはサッカーをする多くの子どもたちが「プロになろうとしていない」から、何千人に一人とか何万人に一人になっているだけということが最近になって分かってきた気がします。
そう思うのは「プロになるということは生き方を変える」ということだからです。
要するに「生き方を今からプロ仕様にしないとプロになれない」ということだと思うわけです。
プロのように生きている子がそこら辺にいるでしょうか?わたしはそんな子を見たことがありません。
あるとすれば、医者の子どもが医者をめざして小学生の時から医学部に入るために有名中学受験に取り組んでいることが一番近いものに感じます。
わたしが小学時代にもこういう子は数人いましたし、明らかに勉強に対する意識が違いました。
要するに「プロになりたい!」という子供がいたとしても、願望を声に出しているだけで、「どうすればプロになれるのか?」「どういうものがプロなのか?」を知ることもなく、普通の子どもと同じような生き方をしている子がほとんどです。
そして普通の子と同じ生き方をしていてはプロにはなれない。ただそれだけなんだと思うわけです。
逆算して生きる
プロになる子を別の言葉で言えば「逆算して生きている子供」とも言えるかもしれません。
プロになるためにやるべきことを割り出し、ひとつひとつ潰していくといった感じです。
以前、メジャーリーガーの大谷選手のマンダラチャートがブームになったことがあります。
まさにこのような感じで、自分の夢を叶えるために必要なものを割り出し、ひとつひとつ潰していく。
そのひとつひとつ潰していく行為がプロとして生きることに繋がっていると思います。
「プロになりたい!」という子供は数多くいます。しかし、それを具体的に実行できている子はほとんどいません。
やっていることと言えば、夢だけをみて、自分ができる範囲の夢に繋がっているかどうか分からない行動をしているだけです。
考える習慣がないからプロを目指せれない
なぜそうなってしまうのか?
やはりそこには「考える」という習慣がないためだと考えます。
「賢いといわれる子」と「そうでない子」の差はこの「考える」という行為の差です。
いくらサッカースクールで練習したとしても、そこに「何のためにこれをやっているんだろう?」という思考がなければ上達にはつながりません。
その考えるという習慣を身に付けるためにはも必要なのが、親とのコミュニケーションです。
親のコミュニケーションしだいで、子供の考える習慣は身に付くんです。
そのことを下記の書で学ぶことでわたしは知ることができました。
プロを目指す子供が増えるために
プロになるには、子供自らが「どうすればプロになるんだろう?」「今自分がやるべきことはなんなんだろう?」と考え、そしてそれを見い出し、実行することが必要です。
自ら生き方を変えなければいけないわけです。
プロになれない子が少ないのは、熱量という問題もありますが、もっとも大切なのは「考える習慣」です。
ただ与えるのでなく、考える環境をつくることが大人としてやるべきことだと考えます。
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