サッカーの浮き球トラップが劇的に上達する!キャッチボール練習方法
「子供が浮き球トラップできない!」と悩む親御さんは多いと思います。
そのできない原因として挙げられるのが、「怖い」感情と「空間認識能力がない」というものです。
怖いというのはしょうがないです。当たった痛いからそれはそうでしょう。
しかし、空間認識能力を上げれば、正しい体の場所でトラップできるようになります。そうなれば「怖い」というものはなくなっていきます。
ゆえに一番大事なことは空間認識能力です。
空間認知力とは、物体の位置・方向・姿勢・大きさ・形状・間隔など、物体が三次元空間に占めている状態や関係を、すばやく正確に把握、認識する能力のこと。
Wikipediaより
この「空間認識能力」を身に付けるにはキャッチボールがとても効果的です。
わたしも「息子の空間認識能力を上げるには
どうすればいいか?」と悩み、ネットで調べてみました。
そしたらと「キャッチボールがいい!」というのを知ったわけです。
そして早速実践してみたら、息子のトラップが
劇的にうまくなったんです。
ここでは「浮き球トラップがうまくなるキャッチボール練習方法」について紹介します!
「子供がトラップできない」と悩む親御さんは参考にしてみてください。
目次
何のボールでキャッチボールする?
まず、キャッチボールと聞くと「野球?」というイメージになるかもしれません。しかし、野球のボールではなく、今あるサッカーボールで大丈夫です。
ただ、低学年の子だと4号球は怖い気持ちもありますし、実際、突き指する恐れもあります。(わたしの息子もありました。。。)
ゆえに初めは2号球や3号球を購入し空気圧も低めにしてすると良いです。
2号球や3号球はリフティングやドリブル練習にも使えるので1個持っておくと重宝します。下記の2000円前後ぐらいのボールで良いです。
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ちなみに4号球でキャッチボールする場合は手袋をしてやるようにしてください。これだけで怪我の心配はかなり減ります。
浮き球トラップにつながるキャッチボール練習方法5つ
浮き球トラップにつながる具体的な練習方法としては下記の5つが挙げられます。練習方法というより
意識する点という感じです。
✅ 正面で取るようにする
✅ 前後左右にボールをふる
✅ スピードを変える
✅ 利き足に合わす
✅ バウンドボールもついでに
ひとつずつ解説します。
正面で受けるようにする
空間認識能力を上げるためには、常にボールを体の正面で受けるようにしなければいけません。
ゆえに子供には「胸の前でとって!」と言い、親がその見本をみせながらキャッチボールをするようにしてください。
前後左右にボールをずらして投げる
胸の前でボールが取れるようになったら、まずは左右に、そして前後にズラしてボールを投げるようにしてみてください。もちろん、ズラす幅は少しずつです。
ズラしても、常に「体の正面で!」という掛け声を出して、子供に体の正面でボールを受けさせるようにしてみてください。
手を伸ばしてボールを受けることはさせないようにしてください。これだと浮き球トラップにつながりません。
スピードを変える
子供へのパスは両手を使った下投げでOKです。そして、子供が慣れてきたら、ボールのスピードを上げていってください。さらに慣れてきたら、上投げに移行してみてください。
最終的には親が蹴ったボールを受けるまでやると良いです。しかし、そこまでいかなくても空間認識能力は身に付きます。
利き足に合わす
体の正面でボールを難なく受けれるようになったら、利き足に合わせて、腰より下ぐらいでボールを受ける練習をしてみてください。これによって利き足でボールを受けるイメージができます。
ここまでできれば、キャッチボールは卒業!で、浮き球トラップ練習に移行してください。
ちなみに、顔の正面でボールを受ける練習をすれば、ヘディングの練習になりますし、ボールに対する怖さもなくなります。
バウンドボールもついでに
ついでで良いですが、バウンドボールでのキャッチボール練習をしておくと、バウンドボールへの対応も良くなります。
意識としては、ボールの落下点に入りこみ、バウンドした瞬間にボールを受けることです。
そうすれば、バウンドボールトラップの上達も早くなります。
まとめ
ここではわたしたち親子が実践した、浮き球トラップ上達のために効果的なキャッチボール練習方法について紹介しました。
キャッチボールって「そんなもので。。。?」ぐらいに思えますが、その効果は正直、半端ないです。
わたしの息子もキャッチボールをはじめてから、トラップどころか運動神経全般にわたって劇的に変わりました。
その姿をみて、「幼い頃から親子でキャッチボールすることって本当に大事なことなんだ」ということをつくづく思い知らされたほどです。
ちなみに空間認識能力を上げるとスポーツに限らずさまざまな場面で活かされます。
・時間の長さをイメージする
・物を見て絵を描く
・補助なしの自転車に乗る
・本を読んでイメージする
・物事の手順を考える
など……これらはすべて空間認識能力のなせる業。空間認識能力をのばすことは、運動においても勉強においても,できるようになるためのカギとなります。
Chiik
サッカーでよく言われることのひとつに「手で出来ないことは、足でもできない」というものがあります。
それと同じようにキャッチボールが満足にできなければ、足や胸でのトラップなんてできるはずがありません。
「子供が浮き球トラップできない!」と嘆いているならば、即!親子キャッチボールにチャレンジしてください。
それだけで一か月後、半年後、一年後が変わってきます。
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