子供がサッカーを理解できないのはサッカーを見ていないから
子供がサッカーを理解できないのは「サッカーを見ていない」からです。
要するにサッカーに関するインプット量が少なすぎるからです。
興味がなくても環境があれば理解できるようになる
最近はどうかと思いますが、わたしが子供の頃は父親がテレビでプロ野球を見るため、必然的に野球をインプットさせられたものです。
しかも野球は週に5日ほども放送されるため、その量は相当なものでした。
わたしとしては「早く21時になって野球終わってくれ」と願ってばかりいました。そして「このまま延長して放送します」のアナウンスを聴いて落胆したものです。
今で言えば家庭内パワハラかもしれません(笑)
しかし、最初はイヤイヤ見ていた野球もいつの間にか好きになり「あれはこうだ!それは違う!」と解説するようになっていきました。
今でも野球を見る機会があると、解説の方のおっしゃることは当たり前のように理解できますし、自分でもうんちくを垂れることもできます。
このように特に好きでないものでも、インプットさせられる環境があれば、そのものを理解することができるようになります。
日本ではサッカーを見る機会が少なすぎる
今の日本、サッカーを見る機会はどれだけあるでしょう?
地上波でやっているのはJ1リーグの一部、カップ戦の決勝、日本代表のホーム試合ぐらいのものです。
日本代表の試合でもアウェイ試合なら地上波では見れないという現実です。
日本人選手が外国で活躍していても、ニュースでちょっとしか見れないという現状です。
これではサッカーに関するインプット量が増えるわけがありません。
インプット量が少なければアウトプット量は増えません。
学びがなければ、脳には何も蓄積されないから、引き出すものがないわけです。
これではクラブ練習に行った時だけしかインプットできません。しかも海外に比べれば日本ではクラブの試合数も少ないからあまり期待できません。
インプットが少なければサッカー理解を高めるなど夢のまた夢です。
できるだけ早い時期からサッカーを見て熱狂する環境を!
これを解決するためにうちではU-NEXTとWOWOWに登録してサッカーを見る環境を整えています。
しかし今となって思いますが、もっと息子が幼い頃からこの環境を整えていれば、今の状況はもっと変わっていたと考えます。
その理由としては今までお伝えしたとおり、見れば見るほどインプット量が増えるからです。
でも子供に見せたからといってサッカーの理解力が上がるわけではありません。
大事なのは親子で見て、サッカーコミュニケーションをすることです。
つまり親がサッカーに熱狂しなければ、子供もサッカーに熱狂せずサッカーも身に付かないということです。
わたしに野球知識が植え付けられているのも、親父が野球に熱狂していたからです。だから、興味がなくてもその熱狂により野球を洗脳させられたのだと思います。
だからこれと同じことをサッカーでやるだけ!日本の子どもたちのサッカー理解力を上げるためにもサッカーに熱狂する親が増えてほしいものです。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません