簡単にボールを奪われるチームの特徴
弱いチームの特徴を挙げれば「簡単にボールを奪われるチーム」と言うことができるでしょう。
そして簡単にボールを奪われるチームは「ボールを奪われてはいけない」という考えが薄いと言えます。
簡単にボールを奪われるチームの特徴を具体的に下記の5つになります。
✅ボールしか見ていない
✅ボールコントロール技術がない
✅ひとりでサッカーをしている
✅やることがワンパターン
✅監督・コーチがうるさい
目次
ボールしか見ていない
ボールを持っていない時も持っている時も、敵にボールがある時もいつもボールしか見ていません。
ボールしか見ていなければ、敵がどうしているか?味方がどうしているか?を把握できません。ゆえにボールをもらった瞬間にボールを奪われるといった現象が起こります。
ボールコントロール技術がない
ボールコントロール技術がないというのはもちろん、今どこにボールを置けば取られないだろうという考えがありません。
ボールコントロール技術がなければ、ボールが離れて奪われます。また敵が奪いに来ているのに自分の前にボールを止めれば奪われます。
ひとりでサッカーをしている
ドリブルしてダメだからパス。そのパスは狙われていて奪われます。
常に1対1の繰り返し。相手が強ければ奪われます。
声をかければ仲間を助けることができる場面でも、1対1を邪魔しないように声をかけない。そしてボールは奪われます。
パスを出せば自分の仕事は終わり。パスを受けた味方は同じく1対1を強いられて奪われます。
やることがワンパターン
同じ事をして点を取られたのに同じ事をする。改善しようにもどう改善すればいいか分からないというか考えることができない。
だから同じことをくり返して、ボールを奪われます。
監督&コーチがうるさい
考えてサッカーできない子ばかりだから、監督やコーチがうるさく指示する。「ぶつかれ!奪い返せ!蹴りだせ!」と言われてそのまましかできない。
言われないとできないから、即座の反応ができず奪われます。
ボールを奪われる根本的な理由
これらの特徴が出てしまうのは、
✅11人全員でボールを奪われないようにボールをゴールまで繋げる。
✅11人全員でボールを奪うためにボールの逃げ道をふさぐ。
というサッカーというゲームの本質を理解していないからです。
なぜ理解していないかというと
✅サッカーを見ていない
✅サッカーをしていない
につきると考えます。
一流のサッカーを当たり前のように見ていれば、ボールを奪われない様子を常に見るようになります。
そしてボールを奪われないために「こんな風にしてた」という引き出しを増やすことになります。
そういうインプットがあるからこそ「プロ選手がやっていたようにやってみよう」とサッカーをする。
でもうまくいかないから自分で練習するという流れになると思うわけです。
うちの息子もそうでしたが、サッカーとは何か分からないままサッカーを始めてしまいました。
そしてスクールや少年団では「サッカーとは何ぞや!」ということを教えることはありません。知っている前提でやっているわけです。
だから、
✅何のためにか分からない1対1
✅何のためか分からないパス合い
✅何のためか分からない鳥かご
という練習になります。
ゆえに最後にやるミニゲームではこの練習が何も活かされていない現状が繰り返されるわけです。
ボールを奪われないチームにするには?
ボールを奪われないチームにするには
一流のサッカーを見る。そして、サッカーの本質の理解に努めることです。
ボールを奪われてはゴールすることはできない!ボールを奪われたらゴールを奪われる!
この事を深く認識してサッカーする。そして、できないことをトレーニングで補っていく。
理解がなければ何も変わりません。そこをとにかく徹底することだと考えます。
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