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「サッカーを知らない」と実感しているのは素晴らしいこと

わたしは今まで「サッカーを知らない」ことに引け目を感じていました。

でも「サッカーを知らない」と自覚していることは素晴らしいことだと気づいたんです。

なぜ素晴らしいかというと、知らないことを自覚していれば、知ったかぶりをせず、人の話を注意深く聞くことができるし、自分でネットや本などで調べるようになります。

要するに「知らない」ことを自覚することで学びに繋がるわけです。もちろんココには「知りたい」という欲求と行動は必要です。

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知っていると思っていないか?

これに対して最悪なのが「知らないのに知っている」と思うことです。

「自分は知っている」と思ってしまえば、人の話も耳に入ってこないでしょうし、自らさらに学ぼうという意志も生まれないでしょう。

そして、自分の考えに相反することを言われれば「反発心」しか生まれません。

要するに「知っている」と思ってしまえば「学び」がなくなり「成長」ができなくなるわけです。

自己肯定感が高いのは良いこと?

わたしがこういう考えに至ったのはイチローさんの動画を見たことによります。

今までわたしは自己肯定感の低さに悩みを持っていました。どうしても人と比べて「全然だめだ」「こんなことぐらいじゃ話にならない」と自己否定ばかりしている人間でした。

これは今もそうです。だから「こんな性格嫌だ!」と思い、「自己肯定感を高める」といったような本を読み漁ったりもしていました。

しかしイチローさんの考えに触れて、「自己肯定感が低い」って悪いことじゃないんだと気付いたわけです。

もちろん「全然だめだ」といって不貞腐れていてはダメでしょう。しかしそんな自分を認めさえすれば、やるべきことが明確になり、すべてのことが伸び代になってくるわけです。

本当か?間違っていないか?

ただ、知らないからといって手当たり次第に情報を拾いまくってもダメでしょう。今ではネット上の情報も正確になりつつありますが、ほとんどの情報は多数決で決められたものが多いからです。

だからすべてが正しいものとは限りません。

ゆえに情報を得たとしても「これは本当か?間違っていないか?」と疑問をいだくことは大事です。

これは問題意識力、常識を疑うというものです。

これは下記の書で紹介されている最後のマジックワードです。

何でも素直に受け止めることは大事かもしれません。しかしそれだと思考停止につながります。

そして多数決に流される頭になってしまいます。

基本的に人は考えることを拒否します。なぜなら考えることは疲れるからです。

多数決に流されていては本質を掴むことはできません。ゆえに疲れることは分かっていても「これは本当か?間違っていないか?」と疑問を抱くことは大切です。

そうすれば本質、いわゆる本当に大切なことに近づくことができます。

素人は大きな武器

素人だと「権威」にどうしてもひれ伏しがちになります。

サッカーで言えばクラブの監督やコーチの言葉に一喜一憂してしまうものです。

でも「知らない」というのは大きな武器です。知らないから色んな目で見ることができます。

そして知らないから本質に近づけると考えます。

わたしもサッカーに関して最初は多数決に流されました。しかし「なんか違う。これはオカシイ」と疑うことで、竜の字さん檜垣さんの教えにたどり着くことができたと考えています。

自己肯定感は必要だと思います。しかし自己否定も必要です。そうしなければ学びを止めてしまうからです。

素人とは自分を卑下するような言葉ですが「初心に帰る」と同義だと考え、今後も伸び代を埋めていきたいと思います。