【まとめ】子供のサッカーが上手くならない3つの理由と改善方法
幼い頃からサッカースクールやサッカークラブに所属しているが、一向にサッカーが上手くならない。もちろん、サッカーをしていない子よりは上手いけど、サッカーしている子の中では埋もれてしまう。
その理由はなんなのか?改善策は?
息子がサッカーをはじめて約7年。それに関わってきた経験を元に過去の自分に問いかけます。
目次
サッカーが上手くならない3つの理由
7年間息子のサッカーに付き合ってきて、わたしが思う子供のサッカーが上手くならない理由は下記の3つです。
✅サッカーを知らない
✅サッカーをしていないさせていない。
✅基礎基本を磨いていない
ひとつずつ解説し、改善策を紹介します。
サッカーを知らない
まずは「サッカーを知らない」ということです。もちろん子供たちもサッカーのルールぐらいは知っているでしょう。
しかし、「サッカーの本質を知らない」のです。
その理由はほとんどの子がサッカーを見ずに育ってきているためです。日本だと地上波テレビでサッカー放送することはほとんどありません。あるとすれば日本代表戦、もしくは高校サッカーぐらいのものです。
これだけサッカーを見る機会が少なければサッカーを知らないのは当たり前です。
サッカーの本質とは時間内に相手よりも多くのゴールを奪うことです。
そして、
サッカーとはチームスポーツ。仲間と協力しながら、相手からどうやってゴールを奪うのか?ゴールを守るのか?というものです。
でも子供たちを見ているとその本質から外れたことをしている場合が多いのではないでしょうか?
😰とりあえずドリブル
😰ドリブルできなければパス
😰パスを要求するけどパスできる場所にいない
😰ボールだけ見てサッカーをしている
こんな感じでサッカーしていることが多いのではないでしょうか?
こんなことをしていれば、相手にボールを取られてしまいます。しかし、本人は分からないんです。それはサッカーの本質を知らないからです。
サッカーを知らないの改善策
「サッカーを知らない」を改善するにはとにかくサッカーを見ることです。
できればリアルに試合を見に行くのがベストです。しかし、余程、近所にスタジアムがない限り見に行くのは難しいでしょう。
また、チームに入っていれば、試合を見たくても自分の試合があるのが通常です。
ゆえにテレビでサッカーを見るしかありません。
地上波でのサッカー放送はありません。多少お金はかかりますがネット放送を利用し、家族で食事をしながらサッカーを見て熱狂する!
そういった時間がサッカーを知ることなり、サッカーを理解することにつながります。
要するに南米やヨーロッパの家族と同じように、サッカーを身近なものにするということが大事なんです。
うちではイングランドのプレミアリーグを見るためにU-NEXTのSPOTVNOWパックに入っています。
これはプレミアリーグ以外にも、スペインのラリーガ、イタリアのセリエAなど世界最高峰のサッカーを見ることができます。
やっぱりプロの中でもスペシャルなサッカーを見ると子供も得られるものが違います。
週に一度はスペシャルなサッカーを見る習慣をつけるべきです。
サッカーをしていない!させていない!
2つ目は「サッカーをしていないさせていない」ということです。
これは1つ目の「サッカーを知らない」ことに通じますが、サッカースクールやサッカークラブでもサッカーをしていないから「サッカーが上手くならない」につながっています。
どういことかというと、
サッカーはゲームなのに「ゲームをほとんどさせない」わけです。
その代わりに「何のためか?」を子供たちが理解していないトレーニングをさせているのです。
大人がトレーニングの意味を理解できているのは当然です。
✅パス練習は必要
✅ドリブル練習も必要
✅体幹トレーニングも必要
✅ラダートレーニングも必要
でもそれをいきなり差し出されても子供には分かりません。
🤨パス?
🤨ドリブル?
🤨体幹?
🤨ラダー?
こんな状態で練習しても意味ある練習になるわけがありません。
しかし、ゲームをくり返すことで「何ができないのか?」というのは子供達も少なからず分かってきます。
その「できていないことを練習しよう!」となれば、子どもたちのやる気も湧きます。
そうなれば意識して練習する。だから「上手くなる練習」につながります。
要するにやって、成功や失敗をしなければ「何が良くて何が悪いのか」は分からないということです。
やってもないのに分かるわけがないんです。
サッカーをしていないさせていない の改善策
池上正さんという方がいらっしゃいます。サッカーに関する著書も多いので知っている方も多いでしょう。
チームでは教えてくれない プロサッカー選手になるために大切なこと
池上さんが薦める方法がMTMというもの。
MATCH→TRAINING→MATCH
「試合→練習→試合」という順序でスクールの時間を過ごすというものです。
👉試合をして、何ができないのかを知る。
👉そのできていないところを練習する。
👉改善できているかを確認するようにまた試合をする。
こういう流れをもってサッカーに取り組めば、「分かる→上手くなる」ということが実感できるわけです。
ただ単に大人から与えられたものをやるだけのサッカーじゃなくなくなります。
この方法なら以前のわたしでも「確実に上手くなる」とイメージできたでしょう。
ゆえにとにかくゲーム!ゲームをすることで「できること」も「できないこと」も分かってくる。そして、サッカーというもの理解できるようになってくるわけです。
基礎基本を磨いていない
どんなことにも言えますが、基礎基本ができていないと何も上手くなりません。
よく例えで使われるのが、家を建てる際、「基礎工事がしっかりできていなければ、ちょっとした地震で崩れ去る家になってしまう」というものです。
もっと分かりやすい例を挙げれば、テレビゲームするにも、ちゃんとボタン操作ができなければゲームはできません。Pボタンを押すべきところをGボタンを押していては一向にゲームが上手くなることありません。
それと同じようにサッカーでもサッカーをするための基礎基本があります。これをおろそかにしていては上手くなりようがありません。
しかし、多くのスクールやサッカー少年団ではその基礎基本を学ぶことができません。なぜなら、教える側が「基礎基本が何たるか」を知らないからです。
だから、大人たちの勝手な考えで生み出されたトレーニングを子供達に課してしまう。ゆえに、うまくなるどころか下手にさせてしまうわけです。
基礎基本を磨くには元プロであり、指導者としてもプロに教わるのが一番です。しかしそんな人はまれです。ゆえに親がプロの情報から基礎基本をしっかり学び、それをアレンジせず子供に与えることが必要です。
基礎基本を磨いていないの改善策
うちの息子の場合も、基礎基本のことを知らず間違った方向へ進んでしまっていました。しかし小学4年にそれに気づき方向転換することで明らかにボールの持ち方が変わっていきました。
その気づきは檜垣さんの教えに出会ったことによります。
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檜垣さんの教えについてはこちらで詳しく紹介していますので参照ください。
まとめ
ここでは子供のサッカーが上手くならない3つの理由として、
✅サッカーを知らない
✅サッカーをしていないさせていない
✅基礎基本を磨いていない
を挙げました。
とにかく言えることは、サッカーを知らなければ上手くなりようがないということです。上辺だけのカッコだけを捉えるのではなく、サッカーというゲームは何なのかを知ることが上達の上で一番重要です。
知らなければ何を目標としてよいか分からないので上達しようがありません。
そして、ゲームをして自分の足りない部分を知る。そうすれば基礎基本の大事さも理解できてくる。理解できれば「基礎基本を磨くことに意識がいき」、必然と上達にむかうわけです。
ゆえに言えることは、順序が大切ということです。
それを間違った順序で取り組むから上達しようにも上達できないというジレンマに陥るわけです。
👍サッカーを見て楽しみ、サッカーというものを知りましょう
👍サッカーをして何が自分に足りないのかを実感しましょう
👍サッカーをするために基礎基本を磨き続けましょう
これがサッカーが上手くならないを改善するための方法です。
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