ボール2個一対一
昨日、クラブ練習を見にいったら「ボール2個の一対一」をやっていました。
下図のように、
オフェンスとディフェンスの間にボールを2個置き、オフェンスがどちらかのボールを触ったら一対一スタート。
で!マーカー線上を超えたらオフェンスの勝ちといったものです。
わたしの考えではオフェンスがボールを触るまで、ディフェンスが触れないという時点でサッカーというゲームではないと思います。
それよりも「これはどういうゲームだ?」と考えて取り組むことが子供たちにとってとても大事なことなんだと思います。
オフェンスはボールを触るまでスタートしないのだから、触る前にディフェンスを揺さぶって、「いかに自分とボールからディフェンスを離すか?」と考えることが重要に思います。
それを考えずに、ボールに触っていたら、ただの一対一です。
でも、このゲームを見ていたら、ひとりだけ「賢いな」と思う子がいました。
その子はディフェンスをしていたのですが、オフェンスがボールを触るまでの駆け引きに応えず、ボールよりもマーカー線上にポジションをとって、「どうぞボールに触ってください」といった形でディフェンスをしていたわけです。
要するに、このゲームを理解して「マーカー線上を超えさえなければいい」という感じでやっていたわけです。
普通の子はこうは考えないと思います。だから賢いなと思ったわけです。
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