道具を大切にする人間になって欲しい
スパイクを使ったらその日に磨く習慣が中学になってやっと身に付いた息子。今ではどんなに疲れてても磨かないと寝ない。習慣って凄いです。
中学になるまでは、新しくスパイクを買ってもらうとすぐ磨いてはいましたが、スパイクの劣化とともにやらなくなっていました。
でも今の歳になってやっと磨くことの大切さに気付いてきたのかもしれません。
心の野球
「スパイクを磨く」と聞くと、思い出される一冊があります。
それは元プロ野球選手、桑田真澄さんの「心の野球」です。
心の野球 超効率的努力のススメ (幻冬舎文庫)
この書の中に下記の一節があります。
心の野球
桑田さんがメジャーに行った際、チームメイトで誰一人グローブを磨いている人はいなかったそうです。
しかもそれだけでなく、グローブやバットを蹴ったり、放り投げたりもする。
その光景を見たくないばかりに、「蹴るだろうな」と思った時は目をそむけていたそうです。
そして、そのことについてチームメイトに話したこともあるそうです。
「なんで道具を大事にしないの?昔は買えなかったでしょ?」と言うと、
「昔は昔だよ。今はお金があるからいいんじゃない!?」と残念な答えが返ってきたそうです。
それはプロなのか?
このような話はサッカーにも見られます。
これって気持ちの良いものではありません。
子供が見ている以上、プロならばというより大人ならばこういう行為はすべきではないはずです。
世界No1のリーグでさえこのような光景が見られます。
たしかにプロ選手とはいえど、まだ20代30代の若者。しょうがない部分があるかもしれません。
しかし、全世界の子どもたちが憧れをもって見ているという意識はほしいものです。
親にとってサッカー上達よりも嬉しいこと
うちの息子もまだまだ子供です。しかし、少しずつでも確実に成長しています。
以前は感情的になってボールに当たることも日常茶飯事でした。
しかし、そういうこともなくなり、スパイクも必ず磨く。
当たり前のことですが、こういったことがわたしにとって、サッカー上達よりも嬉しいことに思います。
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