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【小学生サッカー】親子1対1練習の3つの効果とは?

2024年3月1日

親子でもできる「一対一練習」。

親子2人だとゲーム感覚でやれる練習は一対一練習に限られます。

わたしも息子がサッカーを始めてから約4年間、息子と一対一をやり続けて来ました。

では?「この一対一練習ってサッカーにどのような効果があるのか?」

4年前のわたしに伝える感じで紹介したいと思います。参考になれば幸いです。

Contents

一対一練習をすることで得られる3つの効果

4年ほど息子と一対一練習をやってきて感じる効果は下記の3つです。

3つの効果

✅見る意識をつける
✅駆け引きを知る
✅技術の大切さを知る

ひとつずつ紹介していきます。

見る意識をつける

一対一をする上で大切なことの一つに「相手を見る」ということがあります。

相手を見なければどう対応すればいいか分かりません。しかし多くの小学生が相手を見ず、ボールばかりを見ての一対一をやっています。

だから「一対一で勝てない」といった悩みが噴出するわけです。

ゆえに一対一練習で気を付ける点として「相手を見る」を意識することです。

親は子供がこちらを見ていなければ「猛突進してボールを奪う!」ということを躊躇なく実践することが効果的な練習となります。

さすがにこれをくり返せば、相手をみるようになります。

こうすることでサッカーはボールばかり見るのではなく「敵や味方をみなければいけない」ということを意識できるようになります。

そして、さらに突っ込んでやってみて欲しいのことが、「相手の目をみてやる」ことです。

相手の目をみてサッカーをすることができれば、相手の意図を汲んで行動できるようになります。

そうすれば、一手先の行動につながります。こうなると、素人親など簡単に蹴散らすようになります。

駆け引きを知る

相手が見えるようになれば判断ができるようになります。突っ込んでくる相手が見えれば「避けなきゃ!」となります。

そして相手が突っ込んでこなければ、行く手をさえぎる相手を除かなければいけない。

そう考えることで「駆け引き」を知るわけです。

駆け引きを簡単に言えば「フェイント」になるかもしれません。しかし、駆け引きとはそんな安易なものでなく、いろいろなことが挙げられます。

足だけでなく「身体」「首」「目」「手」「声」などさまざまなものを使って相手を揺さぶる。

型みたいなものでなく、相手を見て、ゴールへの道を作るためにいろいろ試す。

そういったことを一対一で得ることができます。

技術の大切さを知る

最後は「技術の大切さを知る」いうことです。

ふだんのパス練習などは敵がいない状態なので
プレッシャーがありません。しかし、一対一だとプレッシャーがあります。

だから、焦ってボールタッチをミスしてしまったりするわけです。

このミスをしっかり認識できれば、

  • 技術の大切さ
  • 基礎基本の大切さ

を心底、知ることができるわけです。

私たち親子の場合、息子がボールを失った時に

  • なぜボールを失ったか?
  • どうしたらボールを失わないのか?

を話すようにしています。

それによって、

✅まだまだボールコントロールができていない。
✅もっと基礎練習に取り組まなければいけない。

という気付きになるわけです。

私たち親子がやっている一対一練習方法

私たち親子でやっている一対一の練習方法は下記の3つです。

一対一練習方法

✅足を使わない一対一
✅ドリブル通過の一対一
✅2ゴールの一対一

ありきたりですが、ひとつずつ紹介します。

①足を使わない一対一

足を使わない一対一とは、

ディフェンスがオフェンスにボールを投げて、キャッチしてからスタート。

ディフェンスにタッチされずにディフェンス側のラインをオフェンスがボールを持ったまま通過したら勝ち!

というものです。ラグビーに近い一対一練習です。

この一対一は、相手をみてどう駆け引きしゴールするか?を鍛えるためにとても効果のある練習です。

とくに「相手をみる」を意識させる効果はバツグンです。

「なかなか、子供の顔が上がらない。。」

と悩んでいるならこの練習をするのが一番です。

あとサッカーができない子達とでも、これなら楽しめます。

先日も、公園で息子と練習していたら近所の友達が集まってきたので、これを2対2でやらせてみたんです。

そしたら、息子を含めて4人が大盛り上がりで楽しんでいました。

2vs2になるとパスコースをつくることを意識しないといけないので、オフザボールの動きを習得する上でもいい練習です。

②ドリブル通過の一対一

一般的な一対一練習メニューです。

ディフェンスがボールをパスした瞬間からスタート。

オフェンスがディフェンスラインをドリブル通過したら勝ち!

この練習は①で紹介した一対一をやってからすると効果的です。

「相手をみるという意識付けをしてからやる!」ということが大事です。

この練習になった途端、ボールばかり見るようならば、①の練習のことを思い出させるように
してください。

もちろん、相手を見ながらボールコントロールするのは難しいです。

しかしそれが試練ですし越えなきゃいけないものです。

「コントロールができない」と子供が感じれば「もっと基礎練習しなければ」という意識にもっていくチャンスでもあります。

しつこく「敵をみる!敵の目をみる!」ことを伝えて意識付けてください。

2ゴールの一対一

ディフェンスラインにマーカーで2つのゴールをつくります。

この2つのゴールのどちらかにオフェンスがボールを通せば勝ち!

この一対一練習はドリブルだけが選択肢ではない!という意識づけをするための練習です。

極端にいえばワンタッチでゴールを狙うのもあり!です。

いかに効果的にゴールを奪うかの練習です。

一対一練習をすると、どうしてもドリブルにこだわるようになってしまいます。わたしの息子も例外なくドリブル好きです。

だから、サッカーというゲームの意識付けの意味も含めてこの練習をやっています。

まとめ

ここでは、私たち親子が一対一練習をしてきて
得られた効果を3つ紹介させていただきました。

そして今でも実践している一対一練習のメニューも紹介させていただきました。

実は一時期、一対一練習はサッカーというゲームを理解する上で良くない練習方法ではないかと悩みました。

サッカーはチームスポーツ。

この練習ばかりしていては、「一対一しか
考えられないようになってしまう。。」という危機感を感じていたわけです。

しかし、親子でゲームといえば、一対一しかできません。

ゆえに、少し「一対一」休止期間がありましたが再度はじめたわけです。

結果的には○でした。とくに、「相手の目をみる」ことを意識してやるようになってからは確実に上達しました。

そして、「基礎基本の大切さ」をしっかりと認識するようになりました。

これにより檜垣さんの教えに対して、息子もさらに真剣に取り組むようになりました。

ただやはり、サッカーはチームスポーツです。

2人よりも3人、3人よりも4人でミニゲームをする方が確実にサッカーの本質を身につけることは間違いありません。

その点を理解した上で「相手をみる」「ボールを奪われない」といったことを意識して親子2人でもできる「一対一」を取り組んでみてください。

親としては体力的に大変ですが。。