・当ブログでは広告を表示しています

【怖い!】胸トラップができない子の練習方法

2024年2月17日

「胸トラップができない」というお子さんって多いと思います。

わたしの息子もそうでした。

胸トラップができない理由として挙げられるのが、

✅ 痛そう
✅ 怖い
✅ どうやればいいか分からない

の3つと考えます。

確かに胸トラップは痛いです。だから怖いです。

しかし、トラップ方法やコツが分かれば、痛さも軽くなります。

そして慣れれば当たり前のようにやれるようになるものです。

ここでは、胸トラップに対してへっぴり腰だった息子でも劇的に胸トラップできるようになった練習法について紹介します。

参考にしてみてください。

Contents

胸トラップのメリット

まずは胸トラップのメリットを確認しておきましょう。

でないと、子供が「別にトラップは胸じゃなくてもいいじゃん!」という発言に対して明確な答えを与えることはできません。

胸トラップのメリットを挙げると下記の3つになります。

✅足に比べて受ける面積が大きいためトラップが失敗しにくい
✅失敗しにくいので浮き球トラップの苦手意識がなくなる
✅足を使わない分、次のプレイへの移行がスムーズ

トラップを失敗しにくいというのはかなり大きい

トラップと言えば、胸トラップだけなくインサイドやアウトサイドなどいろいろあります。

しかし、試合となるとプレッシャーがあるためそう簡単にはトラップさせてもらえません。

でも胸トラップはトラップ面積が大きいため、できるようになれば失敗しにくいというメリットがあります。

胸トラップができるようになると浮き球に対するに苦手意識がなくなる

胸トラップができるようになると浮き球のトラップを失敗することが少なります。

こうなると浮き球に対する苦手意識が確実になくなります。

ゆえに、試合でもキーパーからのロングキックに対して積極的にトラップしにいけるようになります。

次のプレイへの移行がスムーズ

胸トラップって

  • トラップする面積が広い
  • ボールの衝撃を吸収しやすい

ということがあって、次のプレイへの移行がスムーズに行えるというメリットもあるんですね。

あと足を使わない分、即座に足元にボールを置けるというのもかなり大きいメリットです。

できない子のための胸トラップ練習方法4選!

ではここから胸トラップができるようになる練習方法を4つ紹介します。

内容はこちら!

✅まずはキャッチボール
✅キャッチボールと思いきや?胸トラップ
✅バウンドボールで練習する
✅2号球で練習する

ひとつずつ解説します。

まずはキャッチボール

胸トラップができるようになるために、まずすべきことが「キャッチボール」です。

キャッチボールができなくて胸トラップはできません。

逆に言えば、キャッチボールができさえすれば、胸トラップができるようになるのもすぐです。

キャッチボールに関してはこちらでも詳しく紹介しています。

やり方としては、サッカーボールを使ってキャッチボールをし、とにかくの前でしっかりボールを捕らえる練習をすることです。

ボールは下手投げの山なりボールで十分です。

子供の顔を目標にして投げてください。

これによって、

  • ちょっとジャンプしてボールを受ける
  • 少し体を反ってボールを受ける

感覚が身につきます。

普通に投げて受けれるようになったら、左右にボールをふるようにしてください。

このボールに対しても手を伸ばしてボールを受けるのではなく、必ず胸の前でボールを受けるようにしてください。

これによって身体をボールに合わせる感覚が身に付きます。

キャッチボールと思いきや胸トラップ

上で紹介したキャッチボールができるようになったら、ボールを受けると思いきや!胸トラップに切り替えてみてください。

山なりボールでいいので、今までのキャッチボールの形のまま、ボールを受ける瞬間にボールを手を使って受けず、胸でボールを捕らえるようにするわけです。

この時、

  • ちょっとジャンプして胸に当てる
  • 肩を開いて胸に当てる

ようにすれば痛みは薄くなります。

あとはこれを継続するだけです。

バウンドボールで練習する

浮き球に対してどうしても怖さがある場合は、バウンドボールで胸トラップの練習をしてみてください。

親がボールをバウンドさせ、落下してきたタイミングで子供がボールを胸に当てる感じです。

これなら痛さは全くないので、胸トラップに慣れるという意味でやってみてください。

2号球で練習する

低学年の場合、4号球でやること自体が恐怖になると思います。

これはキャッチボールに置いてもです。

ゆえにその場合は、2号球や3号球でやるとその恐怖もなくなります。

練習方法は上で紹介した通りで大丈夫です。

2号球や3号球ですと家の中でも練習しやすいというメリットもあります。

私たち家族の場合も雨天時、自称特設室内練習場にて2号球を使って練習していました

2号球や3号球はヘディング練習にも使えるますので1個持っておくと重宝します。

>>サッカーボール2号球一覧(Amazon)

胸トラップが痛くならないコツ

胸トラップは痛いです。これはしょうがない部分です。

しかし、ちょっとしたコツで痛みを軽減することはできます。

そのコツが

✅真ん中に当てず、左右どちらかの鎖骨下のくぼみ付近に当てる。
✅胸を突き出すイメージで胸を開く(肩を後ろにさげる)
✅小ジャンプして胸に当てる
✅膝を抜いて衝撃を逃がす

真ん中に当てず、左右どちらかの鎖骨下のくぼみ付近に当てる

胸トラップは体の真ん中で受けるイメージがありますが少し違います。

わたしも学ぶうちに知ったんですが、左右のどちらかの鎖骨下のくぼみあたりで受けるんです↓↓

ここだといい感じに衝撃を和らげてくれます。

左か右かは人によって違うようです。決して右利きだから右胸ではありません。

ちなみにわたしの息子は右利きですが、胸は左の方がやりやすいようです。

胸を突き出すイメージで胸を開く(肩を後ろにさげる)

胸トラップのやり方を知らないと、ボールを受ける際は胸を窮屈にして胸筋部分を固くして受けたほうが良いように思えます。

しかし、逆になります。

肩を広げる感じで胸を開き、突き出すような形が良いです。(下記動画参照)

小ジャンプして胸に当てる

ジャンプして体を地面から離して胸トラップすると衝撃がやわらぎます。

「暖簾に腕押し」といった感じです。

わたしの息子もジャンプして胸トラップすることで、かなり恐怖心がなくなりました。

まずはこれを基本にしてやっていくと良いです。

まとめ

ここでは胸トラップが怖い!というお子さんのために、怖さをなくすための胸トラップ練習法を紹介しました。

息子の自主練に付き合ってきてわかることとして、「できる!」と思わせることがとても重要です。

ゆえにはじめは2号球や3号球などの痛みのないボールを使ってやることをおススメします。

「できる!」→「できた!」となれば子供も挑戦心が付いて、「4号球でもできる!」という意識に変わってきます。

もともと気持ち的に強い子は関係ないことですが、わたしの息子と同じような「痛みに弱い子」にはそんな感じで進めてもらうといいと思います。

ちなみに、小学生が胸トラップしている映像をみせると「自分にもできるんじゃないか?」という希望も芽生えたりするので、下記の動画などをみせたりすると良いです。