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教えてもらった!小学生でも強いシュートが蹴れるコツ

2024年2月14日

サッカーをはじめたばかりの息子に「強いシュートの蹴り方を教えたい!」でも、「サッカー素人の私にはどう教えたらいいか分からない」と嘆くお父さんは多いと思います。

実際、私がそうでした。。自分が蹴れないのに教えられるわけがありません。

そこでわたしがどうしたかというと、スポーツ万能のパパ友さんに教えてもらったわけです。

学ぶには、蹴り方を理解していて、目の前で実践してくれる人に教わるのが一番です。

そのパパ友さんに教わったコツが以下の5つです。

・走り幅跳びのように飛ぶ
・軸足を置く場所はボールの真横
・足の当て方は足の甲でボールを平手打ちするように
・蹴る際は70%の力で蹴る。インパクトの瞬間だけ力を入れる感じ
・左腕を上げる(右利きの場合)
・軸足抜きキックを覚える

ひとつずつ紹介します。

走り幅跳びのように飛ぶ

「走り幅跳びのように飛ぶ!」というのは「キックする際の踏み込みを大きくする」ということです。

以下の図を見てもらうと分かるように、最後の一歩を大きくすることでしっかりと軸足に体重が乗り、パワーをボールに伝えることができるわけです。


この一歩は強いシュートを蹴るうえでとっても大事な要素です。

走り幅跳びをするように最後の一歩を大きくすることで「足だけで蹴る」が「体全体で蹴ることになるため自然とキック力が増すわけです。

また「走り幅跳びのように」と言うのがポイントです。このように例えると小学生にもイメージしやすく伝わります。

ゆえに即座に実践できてしまいます。

軸足を置く場所はボールの真横

わたしはボールを蹴る際、なんとなくボールを蹴っていました。

しかし、軸足を置く位置というものはとても大事なものだと知ることができました。

その理由は置き方によって全くといっていいほどボールに伝える力が変わってくるからです。

そしてボールに一番力が伝わる軸足の置き場所がボールの真横です。

真横といってもボール一個分離れたココが良いです。

ここに軸足を踏み込むことで蹴り足がボールに対して、斜めに入れることができ強いボールを打てるわけです。

ただ、人の体は人それぞれです。

とくに子供は成長過程なので学年によって体も変わります。ゆえに「ボールの真横」は一例に過ぎません。

したがって、自分が蹴りやすい場所を練習によって探す必要があります。

足の当て方は足の甲でボールを平手打ちするように

ボールを蹴る際の蹴り足の当て方は足首をまっすぐ伸ばし、足の甲(インステップ)で「ボールを平手うちするようにする」と良い感じに強いボールを打てるようになります。

これはパパ友さんに私が指摘されたことなのですが、インステップキックする場合、地面を蹴ってしまうのが怖くて、どうしても、足首をまっすぐにして蹴ることができないものです。

しかし勇気をもってそうすることが大事です。

それにしても「平手打ちにする」という言葉が
わたしにはとてもイメージしやすいものでした。

足だとどうしてもイメージが湧きにくいものですが、手をイメージすることでスムーズにボールを蹴れるようになるものです。

野球で言えば、ボールをアンダースローで投げるイメージで蹴り足をボールに当てる感じです。

また、足首をまっすぐ伸ばすには「蹴り足の薬指と小指に少し力を入れる」というように子供に伝えると足首を伸ばして足首を固定する感覚がつかめます。

蹴る際は70%の力で蹴る。インパクトの瞬間だけ力を入れる感じ

70%の力で蹴るとは、右利きの場合「右足に力を入れずに」振り抜くというものです。

どうしても強いシュートを打とうとすると軸足をおろそかにして右足だけで蹴ろうとしてしまいます。

しかし、「右足の力はほとんどいらない!」といった気持ちのほうが強いシュートが打てます。

それよりも大事なのは「軸足の踏み込み」です。

踏み込みさえしっかりしていれば右足を軽く振っても強い球が打てるわけです。

あとはシュートを打つ瞬間だけ、蹴り足の薬指と小指に少し力をいれて足首を固定するぐらいの感覚で十分です。

例えでいうなら、右足をムチのように扱う感覚です。

ムチをしならすように足を使えばおのずと強い力をボールに与えることができます。

「ムチをしならすように」 を理屈で説明すると、蹴り足側の股関節から足を出し、ひざ下を後から降り抜くイメージです。

別の言い方をすると、ボールに向かって、まず!膝を突き刺すイメージで、あとからひざ下が振り抜かれる感じです。

こうすると蹴る際にタメがつくることができ、
ムチのようなしなりを生み出すことができます。

これについては下記の動画を見ると理解できます↓↓

左腕を上げる(右足シュートの場合)

最後はシュートをする際に左腕を上げる(右足シュートの場合)というものです。

プロのサッカー選手がシュートを打つところ見てもらえば分かると思います。

必ず左腕が斜め上のほうに上げてシュートを打っています。下記のような感じです。

なぜ左腕を上げるかというと、左腕を伸ばすことで、体のバランスをとることができ、この事によって全身を使ってボールを蹴れるようになるからです。

例えると「全身がバネになってボールを蹴れる」という感じです。

一度、「左腕を上げないでシュートを打つ」と「左腕を上げてシュートを打つ」を交互にやっていただくとその違いは歴然として分かります。

「全身で蹴る」と「右足だけで蹴る」のではあきらかにボールに伝わるパワーが違います。

子供もやればしっかり分かりますので、ぜひ交互にやらせてみてください。

また、軸足を踏み込むときに、左腕を上げることで、左胸を張らすことができます。
これによって体にブレーキをかけることができます。

体にしっかりとブレーキをかけることは、蹴り足の遠心力を最大限にすることにつながります。

このブレーキが無くなってしまうと全身のバランスが崩れて、ムチのような蹴りをすることができなくなります。

こちらについては下記の動画をみると理解できます↓↓

軸足抜きキックを覚える

最後は「軸足抜きキック」です。

軸足抜きキックとは蹴り足でボールを蹴ったと同時に一瞬ジャンプして蹴り足から着地するものです。

具体例として上記の動画をみてもらうと分かります。

なぜこれをすると良いのかというと、「蹴り足に全身のパワーが伝わるようになる」からです。

まさに「全身の勢いをボールにブチ当てる」といった感じになります。

この蹴り方を覚えるメリットとしては、強いキックを打つために必要な動作が自然とできるようになる点が挙げられます。

  • ちゃんと軸足を踏み込めるようになる
  • 自然と力が抜ける
  • 体を大きく使わないといけないから逆手も自然にあがる

正直、この蹴り方を覚えるだけで「強いキックが蹴れるようになる!」と言ってもよいほどです。

フリーキックの名手ロベルト・カルロスのキックをみても、この蹴り方をしているのが分かります。

しかし、この軸足抜きキックはあくまでもコツというものです。

本質をいうと、踏み込んだ軸足のパワーを蹴り足に移すことです。

別の言い方をすると左足にあった軸を右足の軸に移すといったもの。これは2軸動作と世間で言われています。

この2軸動作を理解していないと、蹴り足をボールに当てる前から軸足を抜いてしまうといった間違いを引き起こしかねないので気を付けてください。

また、2軸動作に関しては下記の動画が参考になります↓↓

まとめ

ここでは私と息子がスポーツ万能のパパ友さんに教えてもらったことを軸にし、子供と一緒に実践、そしてさらに調べ上げたことをまとめて
私の言葉で紹介してみました。

当たりまえですが、小3の息子がすべてのことを一度に理解して蹴れるようにはなりません。

まずは軸足にしっかり体重を乗せることだけを
意識させるようにするといいです。

パパ友さんも、うちの息子に「背筋をまっすぐにして走り幅跳びのように飛んで蹴れ」と何度も伝えていました。

それだけ!「軸足の踏み込み」が大事なわけです。

そして踏み込みを意識するだけで息子の球筋も格段に変わりました。

あと、パパ友さんがおしゃっていた言葉で
印象的だったのがテニスのラケットを使うように足を使うというものです。

この方はもともとテニスをやられていた方なのでこの言葉が出てきたのだと思います。

この言葉は芯をついたものとわたしには感じられました。

サッカーが素人の親御さんでもテニスもしくはゴルフならやられたことがある方は多いと思います。

ゆえにサッカーで使う足を「テニスならラケット」「ゴルフならクラブ」と置き換えることで
子供にかける言葉も見つかってくるのではないしょうか。

そうすると「ムチのように蹴る」というものを
子供に伝えやすくなると思います。

あと付け加えると、強いシュートを撃つためにはシュート練習も必要ですが、その前にやるべき基礎練習というのがあります。

基礎練習をしっかりやることで自然と強いシュートが撃てるようになります。

その基礎練習の筆頭として挙げられるものが「利き足でのインステップリフティング」です。

なぜ「利き足でのインステップリフティング」が良いかというと、軸足を踏むステップ、蹴り足をムチのように使うという「蹴りの基本」を
ひとりでできるからです。

これについては、檜垣さんのDVDをみて、トレーニングを実践することで実感することができました。

そしてリフティングを侮ってはいけないということも悟りました。

詳細は下記の記事で紹介していますので参照してみてください。

では以上です。ありがとうございました。