【小学生サッカー】「センスがない」は救いようがない?
サッカーだけではないですが、よく
✅あの子はセンスがある
✅あの子はセンスがない
という言葉が使われます。
わたしも何気に使ってしまっていますが「どういう意味か?」よくわかっていなかったので調べてみました。
1 物事の感じや味わいを微妙な点まで悟る働き。感覚。また、それが具体的に表現されたもの。「文学的な―がある」「―のよくない服装」「バッティング―」
2 判断力。思慮。良識。「社会人としての―を問われる」
goo辞書
なんとなく分かるような分からないような感じです。
「サッカーセンスがある子」とネットで検索してみると、
✅発想力がある子
✅再現力がある子
✅判断力がある子
✅技術が優れている子
などと書かれています。
一見、センスがある子というのは天才みたいな感じに思えますが、けっしてそうではないと思います。
それは「センスがない」と思われたうちの息子も、日々積み重ねることによって、できることが増えてきたからです。
要するに「センスがないは改善することができる」ということです。
ここでは、センスがないを改善するために必要なことについて書いてみます。
浅はかな体験ではありますが、参考にしていただければ幸いです。
目次
「センスがない」を改善するために必要な4つのこと?
わたしは「センスがない」を改善するためには「下記の4つが必要だ!」と実感しています。
✅環境
✅欲望
✅自信
✅行動
ひとつずつ解説します。
センスがないを改善するための「環境」
サッカーのセンスを磨こうと思っても、
- サッカーをする環境
- 良質なサッカーを見れる環境
がなければ、センスなど磨かれるわけがありません。
ゆえにサッカーのセンスがないを改善するためにはこの二つを用意することが必須です。
小学年代で「センスがある」と言われる子は、この環境が幼少時から備わっていたことが大きいと考えます。
✅周りにサッカーをする友達がたくさんいた
✅男兄弟の末っ子
✅サッカー大好き親の子
✅近くに公園がある
などなど
こういった生まれたすぐからサッカーをする環境に囲まれていたり、サッカーを見る環境に囲まれていれば、
「サッカーというのはどういうものか?」
を知り、体験できるので、普通の子よりもできることが多くなるのは当然です。
ゆえに「あの子はセンスがある」と言われるようになるわけです。
センスがないを改善すための「欲望」
ただ、環境が備わっていても、本人が「センスを磨こう」としなければ磨かれるものではありません。
その磨こうという動機が生まれるためには欲望が必要です。
言い方を変えれば「憧れ」とも言えるでしょう。
✅あの子みたいに上手くなりたい
✅お兄ちゃんに勝ちたい
✅お父さんに「スゲー」と言わせたい
といった欲望です。
また、憧れとなるスーパースターを見つけて、
✅メッシのようなドルブルができるようになりたい!
✅ロナウドのようなスーパーシュートを撃てるようになりたい!
といった強い思いです。
センスがないを改善すための「自信」
上に挙げた欲望を持つ子はたくさんいると思います。
要するに「夢を持つ」ということです。
しかし、夢を持っても夢を追いかけることをしない子がほとんどです。
そんな子供が「センスがない」と言われるのではないでしょうか?
夢を追いかけない理由に「自信がない」ということが挙げられます。
「自分にはできない」というよりも「自分ができることを知らない」から追いかけることができないと言えるのではないかと考えます。
要するに「自分にもできる!」ということが分かれば追いかけることができるわけです。
わたしの息子の例を出すと、自分と同じ学年の子が「リフティング200回できる」というのを聞いて、自らリフティング練習するようになりました。
そして「50、100、200」と回数を伸ばして、いまでは当たり前のようにリフティングができるようになりました。
まさにこれです。
大人がうまいリフティングを見せても「あれは大人だからできること!」という考えが子供にはあったりします。
しかし「同じ小3でもできる子がいる!」と分かれば「自分にもできる!」と思いが浮かびます。
そして小さな成功を得ることで「本当にできる!」となって大きなこともできるようになります。
センスがないを改善するための「行動」
最後はやっぱり行動です。
メッシが自分のことを「努力の人間だ」といっているように天才は生まれつき天才なわけではなく、上手くなるために行動することによって天才になるわけです。
やってない子が上手くなるわけがありません。
人よりやるから当然のようにできることが増え、
✅あの子は発想力がある
✅あの子は再現力がある
✅あの子は判断力がある
✅あの子は技術がある
と言われるようになるわけです。
要するに行動する経験が人より多いから人より優れていると思われるだけと考えます。
まとめ
ここでは、センスがない子を救うためにはどうすればいいかということを
✅環境
✅欲望
✅自信
✅行動
の4つの視点で解説させていただきました。
この4つ。どれも大切なことですがこの中でも一番重要な点が「環境」だと思います。
- サッカーができる環境
- サッカーが上手くなりたいという環境
- サッカーが上手くなる環境
- サッカーが楽しくなる環境
がなければ、センスを磨こうと思っていも磨けません。
確かに南米やヨーロッパなどのサッカー強豪国のような環境を日本で作ることは難しいかもしれません。
しかし、多くの日本サッカー選手がヨーロッパの国々で活躍しているということは日本でもできるということです。
そのためにはやっぱり親の協力が必要です。
- 親子でサッカーを見る環境
- 親子でサッカーをする環境
はもちろんのこと子供が上達する環境(チームやスクール)を見つけてくるのも親ですし、子供に欲を出させるキッカケや子供に「できる」という自信を作るのも親です。
要するに親という存在が子供のセンスを磨くために必要なものなんです。
それはわたしが今まで失敗してきたからこそ分かります。
小2の秋にサッカーに目覚めた息子に対して、欲望や自信を与えることはできたけど、より良い環境や行動に結びつけられなかったからこそ「センスがある」ということに至らなかったのだと思っています。
でもそれは今の時点でのことです。
檜垣さんや竜の字さんに学ぶことで、どういった行動をすればいいかを知ることができました。
まだ正しい行動をはじめて1年と少々ですが、
確実にセンスは磨かれている実感はあります。
だからこそ「センスがない」と諦めるのではなく「まだまだセンスが磨かれていないだけ!」と上を向いて正しい行動をすることが1年後2年後3年後の輝くセンスにつながるはずです。
だから「うちの子はセンスがない」と打ち切らないで子供をサポートしてあげてください。
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