【小学生】サッカー朝練のメニューや効果、メリットなどを紹介!
サッカー練習を励むのに欠かせないのが朝練です。
以前までは私が休みの時だけ、息子の朝練に付き合っていました。しかし、自分の衝動を押さえきれず、毎朝!朝練に付き合うようになりました。
はじめたのが2021年3月~
もちろん、息子が疲れているときなどは無理せず休みます。
ここでは私たち親子が約1年間やってきた経験をもとに、朝練では、
- どんな練習をするべきか?
- どれくらいやるべきか?
- どんな効果があるのか?
という疑問にお答えしたいと思います。
サッカー未経験親子が試行錯誤してきた結果なので、頭かちかちサッカーコーチよりも確実に生の情報です。
ちなみに息子は現在小学生5年生ですが(2022年2月時点)現在の朝練メニューとして
✅歩き利き足インステップリフティング公園3往復(100mぐらい)
✅利き足アウトサイドリフティング50回
✅利き足インサイドリフティング50回
✅利き足ちょんちょんリフティング50回
✅リフティングボールでの利き足インステップリフティング100回
✅トレーニングポールでのインアウトドリブル親子での一対一もしくはロングキック練習
という感じでやっています。では下記より詳しく紹介していきます。
目次
朝練にどんな練習をするべきか?
朝練にするべき練習は大きく3つになります。
それは
✅基礎練習
✅子供が好きな練習
✅試合でできなかったことの復習
です。
基礎練習をメインに置く
朝練は繰り返しできるという意味でも「基礎練習」を中心にやるべきです。
基礎を身に付けることが上達への近道です。
メニュー内容としては
- リフティング
- ドリブル
- トラップ
- キック
ひとつずつ紹介してみます。
リフティング練習
まずはリフティングです。
気を付ける点は「利き足だけでやりましょう!」ということです。
両足でやると体の軸ができませんし、ボールを持つ感覚が養えません。
これはプロサッカー選手の檜垣さんの教えに基づいています。
参考動画↓↓
わたしの息子も以前、両足リフティングをやっていました。
しかし、その間違いに気づき、利き足リフティングに移行しました。その結果、ボールの持ち方の基本がしっかり磨かれました。
とにかくはじめは利き足のインステップリフティングを徹底的にやり1000回連続を達成しました。
まずは5分から10分でいいので、この練習をするといいです。
1000回達成できれば、次にアウトサイド、インサイドなどの各部位リフティングに移行してみてください。
ドリブル練習
- 利き足直線ドリブル&ターン
- 八の字ドリブル
- トレーニングポールを使ったインアウトドリブル
ドリブルも利き足だけで行います。
まずはマーカーを2つ置いて、利き足の小指でボールをさわりながら軸足(逆足)で押し出すようにドリブルします。
マーカーでは利き足のアウトサイド(小指)でターンします。
参考動画はこちら↓↓
これができるようになったら下記の八の字ドリブル。
利き足のアウト(小指)でマーカーを回りながら進む感じです。
で!最後はトレーニングポールを使ったインアウトドリブルです。
ポールを直線に並べ、ワンタッチでインアウトと進みます。
この練習はとても難しいので徐々に進めていく感じでちょうどいいです。
まず最初はポール2本からはじめてもOKです。
わたしの息子もいきなり5本使ってやりはじめたら上手くいかず、挫折しそうになりました。
ゆえにポールの数を減らしてやりはじめたんです。そうすると5本より簡単だからできる!
だから楽しくなる♪で!うまくなる!といった感じに進んでいきました。
トレーニングポールを使ったインアウトドルブルは竜の字さんのブログがとても参考になります↓↓
竜の字さんのブログ
トラップ練習
トラップに関しては、息子は壁打ち練習をして
ゴロのトラップはある程度身に着けていました。
ゆえに朝練をはじめてからは浮き球のトラップに取り組みました。
ただ、空間認知力がなかったため、まずはキャッチボールからはじめました。
そして、キャッチボールができるようになってから、浮き球トラップに移行していきました。
ゆえに今でもトラップトレーニングする際は、キャッチボールから始めるようにしています。
- キャッチボール
- 胸トラップ
- インサイド&アウトサイドトラップ
- ロングボールトラップ
の順番です。
最初は親が手で投げてのトラップ練習でした。
そして上手くなっていくにつれて、親がキックしたボールをトラップする練習に移行しました。
キック練習
キックは基本的にロングキック練習しかやっていません。
一時期は毎日少しだけでもやっていました。
でも、ある程度できるようになってからは週に1、2回という感じに移行しました。
わたしが休みの日にやる感じです。
練習方法はリバウンドネットに向かって蹴り続ける感じです。
はじめは近くから、そしてうまくなってきたら距離を離していく感じです。
下記動画がロングキック練習の参考になります。
参考動画↓↓
今はリバウンドネットを真ん中に置いて、この上を越してわたしにパスする練習をしています。
なぜ、ロングキックしかやっていないかというと、インステップでのロングキックがキックすべての基本になるからです。
これも檜垣さん教えに基づくものです。
試合でできなかったことを練習
基礎練習以外にやる練習としては、試合でできていなかったことをできるようにする練習です。
- ボールをもらう動きができていなければ、チェックの動きや裏をとる練習などをしました。
- 近づかれるとボールを奪われる場合は、背中やお尻を使ってボールをキープする練習をしました。
- ボールを奪うことができなければ、パスカットの練習をしました。
試合があるとその都度、課題というものが見えてきます。「それを改善していく!」という感じです。
ただ急にはできるようにはならないものです。ゆえに、親が焦らないことが重要です。
好きな練習も混ぜる
基礎練習は単調な部分があるだけにマンネリ化する恐れがあります。
そうなると朝練に対する子供のモチベーション低下につながります。
それを防ぐためにも重要なのが、子供の好きな練習も加えるということです。
シュート練習が好きな子もいれば、一対一が好きだったり、パス練習が好きだったりするでしょう。
うちの息子の場合は、「一対一」もしくは「ゲーム」でした。
とりあえずこれを朝練の一番最後にやる感じです。
まあ、ご褒美は最後にとっておくみたいなものです。
ただ、練習を重ねていくと、どれも上手くなってくるので、どの練習も好きになっていきます。
こうなるともう無双状態です。
こんな練習はしない!
「朝練でやるべきでない練習」をあげるとすればドリブル技の練習です。
サッカーをはじめた際は、私たち親子もスーパースターに憧れてドリブル技の練習に明け暮れてました。
ロナウドチョップとかロナウド無双、クライフターンなどです。
しかし、、檜垣さんに出会って「サッカーの基礎基本」というものを知ってから、それらの練習は無意味だったと気付きました。
要するにやる順番が違うんです。
基礎基本ができていないでそんなことをやっても柱のない家状態です。
だから、そんなことをしている暇があれば基礎練習しろということです。
朝練はどれくらいやるべきか?
わたしの息子の朝練時間は30分~45分くらいです。朝7:00~7:45の間って感じです。
それ以上長くやろうとすると、さらに早く起きる必要があります。
そうなるとどうしても負担が出てくるため、次の日できなかったりします。
やはり継続することが一番ですので「短くてもOK!」という感じで良いと考えています。
極端な話「リフティングとドリブルトレーニングだけ一生懸命頑張る!」で良いと思います。
残りの練習は休みの日にするといった感じで大丈夫です。
あと、毎日朝練するのは良くないです。
わたしははじめは「毎日するのが朝練だ!!」
ぐらいに思ってやってました。
しかし、試合の次の日とか、少年団とトレセンのダブルブッキングの次の日とかは、とてもじゃないけど疲れきって無理です。
だから、基本的に日曜日に試合が多いので月曜日の朝はお休みにしています。
あとは、朝起こすときの息子の様子を見て「やる、やらない」を判断してます。
朝練にはどんな効果があるか?
朝練の効果としては2つあります。
1つ目は「できなかったことができるようになる!」という当たり前のことです。
日々、同じことを続けていれば、ある程度のことはできるようになります。
この重要性は「息子に改めて教えられた!」と思うぐらいです。
あともうひとつは「生活リズムが良くなること」です。
朝練するためには早く起きなければいけない。そのためには早く寝なければいけない。
そして、早く寝るためには
- お風呂にも早く入らなければいけない
- 宿題も終わらせておかなければいけない
- 明日の準備もしておかなければいけない
今までこれらのことが正直、駄々くさだったんです。
しかし、、朝練をするようになってから、ちゃんとできるようになりました。
もちろん「すぐに!」ではなかったですけど。。
朝練するメリットは?
最後に、「別に朝じゃなくても夕方に練習すればいいんじゃない?」という方もいらっしゃると思います。
ゆえにここでは朝練のメリットをお伝えしたいと思います。
それは、
- 確実に練習できる
- 公園を独り占めできる
- 親子のコミュニケーションがとれる
の3つです。
確実に練習できる
確実に練習できるというのは、夕方だと子供にもいろいろと用事があるためです。
宿題もあれば友達との遊びもある。サッカー以外の習い事に通っている子も多いでしょう。
だから、どうしても時間をつくるのが難しいです。
そして、子供も高学年になれば友達の輪が広がって、パパママと練習なんていってられません。
その点、朝は起きることさえできれば、しっかり時間が確保できるので確実に練習できるわけです。
あと、やるべきことを朝一番に終わらすことができるという点も大きいメリットです。
公園を独り占めできるw
うちでは近くの公園で朝練をしています。
公園も朝だと人はほとんどいない。だから貸し切り状態なんです。
これが夕方になると、
- 近所の子供たち
- よちよち歩きの子供をつれたお母さん
- 学校帰りの学生
- 世間話するお年寄り
などなど、公園に集まってきます。
こうなると練習するスペースを確保するのも難しいわけです。
とくにヨチヨチ歩きの子供がいると怖くてサッカーどころじゃなくなります。
息子なんて何も考えず強烈シュートとか打ったりします。
そういった意味でも、朝練は余計な心配をしなくても良いという点で大きなメリットを持っています。
親子のコミュニケーションがとれる
最後は「親子でコミュニケーションできる」というのもかなり大きいメリットです。
夕方だと仕事で帰れないというお父さんも多いでしょう。
わたしなんて長距離通勤で早く帰れても20:30だから到底無理なわけです。
そこまで遅いと子供たちと言葉を交わす時間も限られるわけです。
でも、朝練をすると朝一番にコミュニケーションを取れるようになるので親子関係も円満になります。
まとめ
ここでは私たち親子が約1年間朝練を継続してきた経験をもとに、朝練に良いメニューや効果などについて紹介してみました。
サッカーを上達するためには練習が必要です。
そしてその練習を習慣化させることこそが重要事項になります。
その重要事項を塗りつぶすうえで効果的なのが「朝練」です。
はじめのうちは起きれたり起きれなかったりすると思います。
しかし、10分でも15分でもやり続けることで、次第に習慣化されるようになります。
そのためにも大事なのがパパママのサポートです。
子供のために親がまず頑張ることが大事になります。
最後に、私たち親子が朝練に取り組めるきっかけとして、檜垣さんの教えがあります。
竜の字さんのブログで檜垣さんの教えを知って、これさえやれば上手くなれると確信できたから「練習内容」に迷いなく突き進めることができました。
ゆえに朝練に取り組もうとしている親御さんもぜひ檜垣さんの教えにしたがって朝練に取り組んでほしいと思います。
そうすれば3ヶ月後、6ヶ月後、1年後に「朝練やってて良かった」という思いに浸れるはずです。
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追記
現在、うちの息子は中1になりました。(2023年6月)今も朝練は継続しています。
練習内容は、
✅ラダートレーニング6種
✅アジリティポールでのインアウトドリブル
✅ドリブル&ターン5分
✅インステップリフティングドリブル10周
✅各部位リフティング各50回
✅ちょんちょんリフティングウォーキング10周
といった感じです。
時間は6:50~7:30の40分ほど。
天候や息子の精神状態によってはすべてできないことも多々あります。
最後の「ちょんちょんリフティングウォーキング」も10周できたのは、未だ1回だけです。
だいたい6周から7周で終わる日がほとんどといった感じです。
しかし、継続しているだけあってボールタッチの技術は格段に上がっているのを見ている側としても実感しています。
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