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【怖くなくなる!】ロングボール(浮き球)トラップ練習方法

2024年3月11日

サッカーをはじめて、けっこうつまづくのがロングボール(浮き球)のトラップではないでしょうか?

確かに上から落ちてくるボールは怖いです。しかも、キーパーが思いっきり蹴ったボールをトラップするなんて逃げ出すのが普通です。

しかし、そのボールをワンタッチでものにできればカッコいいですし、チームとしても攻撃の幅が広がります。

息子もロングボール(浮き球)トラップには苦労しました。

はじめは「どうすれば息子の恐怖心をなくせるか?」そればかりを考えていたことを思い出します。

ここではわたしたち親子が挑戦し続けた「ロングボール(浮き球)トラップ」について紹介します。

参考にしていただければ幸いです。

Contents

ロングボール(浮き球)トラップの参考動画

ロングボールトラップの参考動画としては、元ブラジルプロサッカー選手檜垣裕志さんのものが参考になります。

動画でも紹介されているようにトラップする際に「足や胸を引く」という感覚が大事です。

ただ、この感覚は子供によって伝わる言葉が変わってくると思います。

息子の場合では、

✅ボールをキャッチする感覚
✅インアウトドリブルと同じタッチ

というと伝わりやすかったです。

まずは上記の動画を何度もしっかりみて

✅どういう動きでトラップしているのか?
✅どういう目線でトラップしているのか?
✅トラップしたあとのボールの置場所は?

を意識して学んでください。

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ロングボール(浮き球)トラップの練習方法

ロングボールトラップの練習方法は、その子の空間認識能力によって「何から始めるのか?」が変わってきます。

息子の場合、幼少時にボールを扱う遊びをあまりしていませんでした。

ゆえに、浮き球に対して恐怖感をかなり持っていたのはもちろん、どうボールに身体を合わしていくかも分かりませんでした。

だから、まずはサッカーボールを使ってのキャッチボール」から始めました。

そしてその後の練習推移としては下記のようになります。

ロングボール(浮き球)トラップの練習推移

👉キャッチボール
👉親が両手での下投げによるトラップ練習
👉親が上投げ(軽め)によるトラップ練習
👉親のロングキックでのトラップ練習

ひとつずつ解説します。

キャッチボール

浮き球を受けるには空間認知能力が必要です。

この力はもともと備わっている部分もあると思いますが、やはり鍛えないと無理です。

その鍛えるために有効なのがキャッチボールなです。

わざわざ野球のボールを買う必要はありません。サッカーボールでキャッチボールをしてみてください。

突き指が怖い場合は手袋をすると良いです。うちの場合は友達の影響でキーパーグローブを買わされました。

しかし、こんなことがキッカケでキーパーに目覚める可能性もあるかもしれません。

低学年だと4号球が怖い場合があるので2号球や3号球の軽量球を使うのもいいです。


これだと室内でも使えるから雨の日でも練習になります。

もちろんはじめは下投げで、そして徐々に上投げに移行するとよいです。

詳しくは下記を参照ください

親が両手での下投げによるトラップ練習

キャッチボールができるようになると急激にボールに対する恐怖がなくなります。

そうなれば下投げによるトラップ練習に移行しましょう。

  • 親がボールを下投げ
  • 子どもがインサイドで利き足の前にボールをトラップ
  • そして、インサイドキックで親にボールを返す

といった練習です。

(逆足にボールがいった場合は利き足のアウトサイドでトラップするようにしてください)

これによって浮き球トラップ練習だけでなく、ファーストタッチで利き足の前にボールを置く練習にもなります。

親が上投げ(軽め)によるトラップ練習

下投げである程度できるようになったら強度を高めるために親が上投げで投げるようにしてみてください。

もちろん思いっきり投げる必要はありません。軽めに上投げといったイメージです。

練習方法は下投げと同じく、

  • 親がボールを上投げして
  • 子どもがインサイドで利き足の前にボールをトラップ
  • インサイドキックで親にボールを返す

といった練習です。

親のロングキックでのトラップ練習

上投げでもできるようになったら親のロングキックからのトラップ練習に移行しましょう。

練習方法は同じく、

  • 親がボールをロングキックして、
  • 子どもがインサイドで利き足の前にボールをトラップ
  • インサイドキックで親にボールを返す

といった練習です。

子供がロングキックを蹴れるならロングキックで返すようにしてみてください。

ロングボール(浮き球)トラップ練習のコツ

ロングボール(浮き球)トラップ練習のコツとしては下記の3つです。

ロングボール(浮き球)トラップ練習のコツ

✅徐々にズラしていく
✅キャッチボール→手投げ→ロングキックトラップとワンセット
✅胸トラップにも挑戦する

徐々にズラしていく

トラップ練習は子供の正面にボールを投げるのではなく、徐々に左右にズラようにしてください。

ボールに対して身体を動かすことが一番大事でなトレーニングです。

これはキャッチボールのときからはじめてください。

そうしないと身体の正面にボールが来ないとトラップできない子になってしまいます。

一通りやったら、「キャッチボール→手投げ→ロングキックトラップ」とワンセットでやってみる。

うちの場合、一通りすすめたら、キャッチボール→手投げ→ロングキックトラップでワンセットの練習にしました。

こうすることでトラップはキャッチボールと一緒みたいな感覚が根付いたと考えています。

胸トラップにも挑戦する

胸トラップは慣れるまでは痛いですが下投げのトラップや2号球3号球を使って挑戦してみてください。

息子もはじめはとても怖がり、胸トラップを避けていました。

しかし、2号球からはじめて徐々にレベルアップしていくことで、できるようになりました。

あと胸リフティングを習慣化することでも、胸トラップ上達につながります。

ロングボール(浮き球)トラップの注意点

ロングボール(浮き球)トラップの注意点として挙げらるのは、上でも紹介しました「ボールに対して、利き足(身体)に合わす意識を持たせる」という点です。

ちゃんと意識を持たせないと身体を動かすのではなく、足を伸ばしてトラップをしようとしてしまいます。

これだと態勢が崩れているからトラップミスするのは当然です。

そうではなく、キャッチボールと同じように身体を動かして身体の正面でボールを受けることを意識することと同じように、利き足の前でボールを受けることを意識することが重要です。

まとめ

ここではロングボール(浮き球)トラップ上達に関して、

まとめ

✅ロングボール(浮き球)トラップの参考動画
✅ロングボール(浮き球)トラップの練習方法
✅ロングボール(浮き球)トラップ練習のコツ
✅ロングボール(浮き球)トラップの注意点

を紹介しました。

トラップは奥が深いです。

同じプロでもトラップの質が違うように極めても極めても、まだまだ奥があるのがトラップです。

とにかく大事なことは身体を動かして、利き足や身体に合わす意識です。

頑張ってサポートしてあげてください。

追記

トラップはボールを止めるものという考え方はやめましょう。こういう考え方を持つと「ボールはまず止めるもの!」という考え方が染み付いてしまいます。

サッカーは点で捉えるものではなく、線で捉えるべきです。

そのためには「トラップ=止める」よりも「トラップ=次に繋げるタッチ」と意識すると良いです。

そう意識すれば、ただ止めるだけでなく、そのままダイレクトパスをしたり、ダイレクトでシュートを打ったり、そのままドリブルに繋げたりと選択肢が増えます。

大事なことはボールを奪われずに、いかにしてボールをゴールに近づけるか!です。

そのためのトラップという意識を植え付けてください。